日本共産党 田村智子
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【10.08.15】終戦記念日の記念街頭演説会で訴えました

核も戦争もない世界に

街頭から訴える田村智子参院議員(中央)と大島よしえ都議(左)、林竜二郎民青同盟中央常任委員=15日、東京・新宿駅東口
 終戦65周年の15日、日本共産党中央委員会と日本民主青年同盟は東京・新宿駅頭で記念街頭演説を行いました。田村智子参院議員、大島よしえ都議、林竜二郎民青中央常任委員がそれぞれ、平和のバトンを引き継ぐ決意を語りました。

 田村氏は、戦前日本が韓国・朝鮮を植民地とし、アジア諸国への侵略を続けた歴史に言及し、「この戦争を進めた日本政府の責任を問いかけようではありませんか。それこそ新しい日本のあるべき姿を一緒に考えていく土台となります」とよびかけました。

 田村氏は、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が広島市主催の平和記念式典に出席し、核兵器廃絶の早期実現を訴えたこともあげ「すべての国々、とりわけ核保有国に対し、期限を切って核兵器廃絶の話し合いを求める日本の政府をつくりあげていこう」と提起。また、米軍基地被害に苦しむ沖縄県民の実態にふれ、「基地の撤去以外に県民の心にこたえる道はありません」と述べ、「日本共産党は国民と力をあわせ、核兵器も基地も戦争もない日本と世界を実現するために全力を尽くします」と決意を表明しました。

 大島氏は、過去の侵略戦争に命がけでたたかったのが日本共産党であり、憲法9条は尊い犠牲のうえにつくられたものだと強調。石原慎太郎東京都知事がその憲法を認めず、過去の侵略戦争も正当化するなか、「平和な日本、平和な東京をつくるために多くの平和を願う方たちと手を結んで全力で頑張ります」と述べました。

 林氏は「私たち青年は戦争体験を直接聞くことができる最後の世代。歴史を引き継ぐリレーランナーの一人として、同世代の青年たちと一緒に戦争について考え、語りあい、二度と戦前の社会をつくってはいけないとの思いを広げていきたい」と決意を語りました。