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【08.06.17】早稲田大学学費学習実行委員会主催「学費の壁〜どう突き破るのか?〜」
やる気になればできる―いま、国の財政のあり方を大きく見直すとき
田村智子さんは17日、早稲田大学の学費学習実行委員会が主催した「学費の壁〜どう突き破るのか?〜」に弁士の一人として参加しました。開会あいさつした学生は、全国の私立大学で毎年1万人が「経済的理由」で退学している状況からも「学費値下げ」は学生にとって切実で身近な要求であること、そこから「学費値下げの運動=学費ゼロネット」を立ち上げたこと、早稲田の学生200人からアンケートを集めたことなどが報告されました。
田村さんは、「異常な高学費が日本社会をゆがめている」と、アンケートで寄せられた学生の声や自身の学生時代を振りながら話しをすすめました。また、日本共産党の学費提言にふれながら、「政府がやる気になれば、年間1900億円の経費ですぐに実現できる」と述べ、同時に「自民党政治が続けば国民負担の歯止めがないこと」、「いま、国の財政のあり方を大きく見直すとき」と語りました。そして日本共産党は、教育は公のものであり、一人ひとりの人間の発達を保障するべきであること、だれかを犠牲にして社会を発展させるのではなく、全ての人の能力が生かされる社会を目指しているという立場を述べました。