日本共産党 田村智子
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【07.10.29】圏央道建設の調査

高尾山の自然に打撃

 
(記事は2007年10月30日付「しんぶん赤旗」より)
 日本共産党の小池晃政策委員長・参院議員は29日、八王子市の圏央道(首都圏中央連絡自動車道)八王子ジャンクションを現地調査しました。とくとめ道信衆院比例代表東京ブロック候補、田村智子党都副委員長、吉田信夫、清水ひで子、植木こうじ、村松みえ子、河野ゆりえ各都議、山口和男八王子市議が参加しました。
 一行は、中日本高速道路会社の担当者の案内で、ジャンクションの換気施設を視察。北側の八王子城跡トンネル内を通る自動車の排出ガスを集め、微小粒子を除去して大気中に放出するなどの説明を受けました。このなかで、施設内のコンクリート製の壁や天井に、多数の亀裂が生じて修復した跡などを確認しました。
 

 
 また、「貴重な動植物が生息する高尾山にトンネルを掘るのは許せない」と建設に反対する「高尾山の自然をまもる市民の会」の橋本良仁事務局長らの案内で、高尾山トンネル南側坑口付近のトラスト運動地や、八王子南インターチェンジ建設予定地を調査。橋本氏らは「高尾山トンネルの建設で豊かな水脈が枯れる」と訴えました。
 小池氏は現地調査後、「トンネルを掘れば、高尾山の自然にとって深刻な打撃となることは明らかです。大事な局面の今、市民のみなさんと力を合わせてストップさせたい。私も頑張ります」と語っていました。