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【07.10.05】あきる野市長・市議補選 あす投票
負担増やめよ 水谷市長候補、広木市議候補に
(記事は2007年10月6日付け「しんぶん赤旗」より)あきる野市長・市議補選(被選挙数二)は7日、投・開票されます。同市の日本共産党支部と後援会は、水谷まさき市長候補(42)=無所属新人、日本共産党推薦=と、広木てる子市議候補(68)=新=の勝利に向け、全力をあげています。
5日、「とうきゅう」前で行った街頭演説には、日本共産党の田村智子都副委員長が応援に駆けつけ、約百五十人の聴衆を前に、水谷市長候補、広木市議候補への支援を呼びかけました。
広木市議候補は、るのバス(コミュニティバス)の増便・増路線や中学生までの医療費無料化などの公約をのべ、「市民の願い実現、負担増と無駄遣いストップの一票を日本共産党に寄せてください」と呼びかけました。
水谷市長候補は「相談行政」という市民参加型の行政を柱にすえ、「税金の無駄遣いを暮らしの心遣いに回す」と強調。遅れている学校の耐震化の推進や介護保険料・利用料の減免、教育予算の充実などの公約を紹介。「子育て天国、お年寄りが暮らしやすい人気ナンバーワンのあきる野市にする」と訴えました。
田村氏は、近隣市に比べあまりにも高い下水道料など、市民に負担増を押し付ける一方、市民サービス水準は他市に比べて低く、25億円の温泉施設建設などの無駄遣いを進めてきた現市政と自民、公明、民主の「オール与党」を批判。「参院選で、国民に痛みを押し付けつる自公政治に審判が下された。今度は、あきる野市で、しがらみのない新しい市政を実現するために力を合わせましょう」と訴えました。
水谷さんを応援している小林富士子さん(74)は「税理士でもある水谷さんなら、市の財政のこともよくわかり、無駄遣いをなくして福祉をよくしてくれると期待しています。心から応援してくれるという人も増えています。ぜひ市長になってほしい」と力を込めました。
この日、石原慎太郎知事が自民、公明両党が推薦する臼井孝候補(前自民党都議)の応援に入り、6日には菅直人民主党代表代行が、同党推薦の野村正夫候補(元あきる野市議)の応援に入るなど、市長選は大激戦です。市議補選も、2議席をめぐり広木候補、自民、民主各党の推薦候補ら4人が争う激戦になっています。