日本共産党 田村智子
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【07.06.30】文京区と渋谷区で街頭演説、参院選候補が有権者と語る「居酒屋激論ライブ」に参加

あったかい政治の実現のため、田村さんを国会に

 
 田村智子さんは30日、文京区と渋谷区で訴え、それぞれ二百人を越える人たちが集まりました。
 田村さんは「国会に行ったらすぐにやりたいこと」として、一つは押しつけられた住民税増税を元に戻す、二つは「消えた年金」の解決と追及、三つは憲法を守りぬいていく、と決意を述べました。また、母子児童扶養手当の削減を自民、公明だけでなく、民主党も「自立のため」と賛成してきた事実を告発。「今の政治はがんばって生きてきた人にもっとがんばれと鞭うち政治。こんな冷たい政治を変えていきましょう」と訴えました。
 小竹都議からは「住民税増税で区役所窓口にある30台の電話が鳴りっぱなし。みなさんの怒りを示している」と述べ、「田村智子さんは、人の痛みを自らの痛みにし、問題解決のために全力をあげてがんばる政治家です。なんとしても国会に押し上げてください」とよびかけました。
 また、「自分たちの夢を安心して実現できる社会にするために日本共産党を大きく伸ばしてください(大学生)」「一日の2/3は職場にいるが、サービス残業はあたり前。『時給千円に』という要求を実現すれば月3万円アップになるので生活しやすくなる」(アルバイト)など、青年たちも宣伝カーの上から日本共産党応援の訴えをしました。

 
 渋谷区では、田村さんと30人の支援者で笹塚の三商店街を練り歩き。
 浴衣姿の人、田村智子さんの似顔絵を書いたうちわや政策パネルを掲げた人など、にぎやかに宣伝し、注目を集めました。「田村さんは高校の後輩。がんばって」と買物中の人や商店主から激励の声とともに握手をもとめられる姿も。
 田村さんは「商店は地域の専門店。大増税で店を廃業に追い込むような自民、公明の政治は変えましょう。私も文房具店の生まれです。安心して商売ができる社会をつくりましょう」と、力を込めて訴えました。
 また、笹塚駅前での街頭演説会には、田村さんの伯母である土屋佳代子さんもあいさつに立ってくれました。
「高校生の時、広島へ修学旅行に行き『戦争は絶対ダメ』という思いを強め、これまでずっと訴えています。強い信念を持った智子なので、政治をまかせても大丈夫。一生懸命がんばっていますのでよろしくお願いします」――土屋さんの心温まるあいさつに大きな拍手が寄せられました。

若者にまともな仕事を

 
 夜からは、新宿区内の居酒屋で開かれた参院選の東京選挙区と比例候補が有権者と語るイベント「居酒屋激論ライブ」に参加しました。市民参加型インターネットニュースサイト「オーマイニュース」編集部が主催したもの。
 日本共産党からは田村智子さんが出席し、「働く人の立場で訴えていきたい」と強調しました。「若者にまともな仕事を」と書いたたすきをかけて登場した田村さんは、国会議員秘書のとき、女性の深夜労働規制をなくす法案に反対する質問づくりにかかわったことや、候補者として各地で低賃金の労働を強いられている若者の話を聞いてきたことなどを紹介。財界の求めに応じ、自民、公明、民主、社民の各党が非正規雇用を拡大し、労働者を低賃金で無権利な状態に追いつめる労働法制改悪に手を貸してきたことについて、「人間をモノのように調達するやり方をつくりだしてきたことに怒りを覚える。人間らしく働けるように、政治が責任を持たなければならない」と強調しました。
 また、「共産党はぶれないで、根性が座った政党だと思うが、野党にいて、世の中を変える事になるのか」(司会者)「共産党の言うことはよくわかるし、もっともだと思うが、政権に入ってやっていけるのか」(参加者)などの質問に答えました。
 田村さんは「心の根っこでは、みなさんの思いと共産党のめざすものは一緒だと思う。『たしかな野党』は未来の与党だと思っている。必ず与党になってみせるという決意でいる」と語りました。