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【2007.06.18】今こそ「たしかな野党の頑張りどころ」 1万2千人の熱気
憲法を政治の大黒柱に 田村候補が訴え
日本共産党東京都委員会と東京都日本共産党後援会は、志位和夫委員長を迎え、有明コロシアムで演説会を開きました。バス189台をチャーターして、都内各地から参加者が駆けつけるなど、大規模なとりくみとなりました。会場いっぱい、360度の聴衆に囲まれ、聴衆の大きな拍手で迎えられた田村智子東京選挙区予定候補。参院選にむけて、一年半東京中をまわり、「みなさんの暮らしの実態、政治を変えて欲しい思いを、からだいっぱい受けとめてきました」と切り出しました。そして国会での日本共産党の議席は、「庶民への増税にも、暮らしを追い詰める政治にも、ただの一度もゆらぐことなく、立ち向かってきた議席。東京の五議席を憲法を変える勢力に独占させるわけにはいきません」として、何としても議席を引き継ぐ決意をのべました。
そして、「憲法を政治の大黒柱にすえる政治をめざします」として、「子どもの医療費無料化、妊産婦検診・出産費用を国が負担すること、高い学費の値下げさせます。残業なしが当たり前、使い捨ての雇用は許さず、無責任な年金行政をただし、国民年金を底上げさせていきます。介護の切捨てを許さず、介護制度の充実をめざします」と語りました。「みなさんの声や要求を一つ一つ政策にして、実現するまでたたかいぬいていきます」と訴えると、満員の聴衆は大きな拍手でこたえました。
続いて登壇した志位和夫委員長は「いまほど、政党の立場のたしかさ、揺るぎなさがもとめられているときはない」として、安倍内閣を支える自公与党、民主党の立場についてふれ、「たしかな野党」の議席の値打ちを語りました。
谷川智行比例候補は、「政治が命の格差を広げ、命が奪われています。日本共産党を伸ばし、命を踏みにじる冷たい政治を一緒に変えましょう」とのべました。
緒方靖夫参議院議員があいさつに立ち、フォトジャーナリストの郡山総一郎さんが共産党の前進に期待を表明しました。
参加者からは、「志位さんや田村さんの話を聞いて、共産党はクリーンで正義感ある政党だということが、よく分かった。絶対に庶民を裏切らない政党だ。心から大きくなってほしい」という感想が寄せられました。