日本共産党 田村智子
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【07.06.05】築地市場移転問題で懇談

「国会でも取り上げてほしい」−−期待よせられる

 東京中央市場労働組合(東中労、羽根川信委員長)を訪れ、築地市場の江東区豊洲への移転問題で懇談しました。都が計画する築地市場の移転予定地では、土壌や地下水の汚染されていることが判明しています。市場関係者や消費者からは「食の安全が守られるか心配だ」「豊洲では商売が成り立たない」など不安や怒りの声があがっています。
田村さんは「市場は本当に活気がありますね。築地の名前や歴史を生かして、市場が発展できるようにすべきですね」と述べました。
東中労の羽根川委員長は、市場内の青果中卸業者の9割が移転問題に反対しているアンケート結果を示しながら、市場関係者の合意形成が不十分なまま移転計画を進める都を批判。田村さんは「みなさんの粘り強い運動が世論をうごかしてことがよくわかりました。国会でも、おおいに争点にして頑張りたい」と語りました。

 
懇談に先がけ、中央区築地市場前でハンドマイク宣伝、商店街を練り歩きました。田村さんは「関係者のみなさんの願いや声を聞かずに、計画を押しつけるのは許せない。ムダな大型開発、公共事業に税金をつぎ込む計画は全国にある。この政治を正すために頑張りたい」と訴えました。

月島、茅場町、銀座で街宣

 
 この日は終日、中央区で訴え。月島駅では、演説を聞いていた60代の男性から「オレは自民党支持者だけど、こんどは共産党を応援するぞ」と激励される場面もありました。

「力強い候補者ですね」

 
 夕方、銀座・松屋デパート前で笠井亮衆議院議員とともに演説。帰宅途中に足を止めて聞いていた女性(30代)は、「こんな力強い候補者がいるなんて知らなかった。田村智子さんですね、考えてみます」と答えました。