日本共産党 田村智子
コラム

【12.04.11】署名提出集会に東京の仲間が集まりました

消費税増税ゆるすな! 原発ゼロを!

 
消費税増税法案をめぐって、なにやら怪しげな雲がたちこめる国会。
水面下での動きは激しいのだと思いますが、委員会審議はストップ状態です。
いざ、国会審議が始まれば、出口が準備されかねません。
今が運動の時! 各地で対話、懇談、署名活動、そして集会が広がっています。

昼、国会には東京都党が集めた署名の提出集会がありました。
消費税増税反対、原発ゼロの署名は、すでに提出されたものを含めると相当数になるでしょう。
今日、手渡された署名は消費税署名が9577筆、原発ゼロが10924筆。ずっしりと思いみなさんの要求を、笠井亮衆院議員と一緒に受け取りました。

ウガンダに旅立つ直前、消費税増税について、サンケイリビングの編集スタッフからインタビューを受けました。
もうすぐ一般紙の折り込みとして配布される予定です。

女性3人と男性1人の取材陣と気がつけば1時間以上も話し込んでいました。
子育てのこと、教育のこと、そして消費税のこと。
質問項目は二つ。
「将来の経済不安がない社会にするために、まずすべきことは?」
「消費税増税についてどう考えますか?」

日本共産党の経済提言にも触れながらの話に、大きくうなずく女性たち。
「消費税増税の前に、ではなくて、消費税増税ではなくやるべきことがある――これを私はスローガンにしたい」と話すと、「それはわかりやすいですね」という感想をもらいました。

「次世代のための消費税増税」という主張も、ひどいごまかしだと思います。
「子ども・子育て新システム」でも消費税増税分を財源に、保育関係予算を増やすと言う。
しかし、保育所最低基準の見直しもしない、保育料引き下げへの展望も開かない。
このことは、先日の予算委員会での質問に続いて、3月22日と29日の厚生労働委員会でとりあげて、大臣答弁で確認しました。
結局、子育て世代にとって、消費税増税に加え、保育料負担もさらにアップしかねないのです。

これから国会での議論、そして各地での演説会や対話も、いよいよ本格的に始まります。
論戦力、そして体力・気力を充実させてのぞみましょう!

(写真は、署名を受け取る笠井亮衆院議員と私。代表して手渡しているのは、衆院東京ブロック予定候補の宮本徹さん、参議院東京選挙区予定候補の吉良よし子さん)