コラム
【11.02.20】初めての埼玉県での演説会
川口市での県会議席奪還へ心一つに
小池あきらさんが都知事選挙への名乗りをあげ、私も東京での演説では、「無所属の小池あきらさんへ、大きなご支援を」とよびかけています。
そして、党国会議員団は、東京以外での小池あきらさんの応援にもがんばっています。それは…
小池さんは党政策委員長として、全国各地での演説会のメイン弁士を予定していました。
無所属の都知事予定候補ですから、当然、党演説会をかけまわることはできません。急きょ、みんなで分担して演説会に出かけることになったのです。
というわけで、私も埼玉デビューしました。
県議会の議席奪還をと燃える川口市での演説会です。
予定候補の村岡まさつぐさん、一級建築士の資格を持ち、建設会社にも勤めていた経歴をもつ異色の元市議です。
川口での演説会に行くことになり、急きょ、資料も送ってもらいました。宣伝物を読んで私も村岡ファンになりました。
高校卒業後、いったん就職してから、もっと勉強したいと大学に入学。
高校からすぐに大学進学しなかった、おそらく家庭の事情もあってのことでしょう。学生時代に両親から送られてきた現金書留の封筒を、今も大事にとっているというエピソードからも、家族みんなの一生懸命な姿が伝わってきます。
卒業後、建設会社に就職、ところがバブル崩壊のあおりをうけて倒産。
事後処理に駆け回る村岡さんに、取引先の会社の人が、「うちにこないか」と声をかけてくれたそうです。
人との絆の大切さ、働くことの誇り、喜び、追い詰められるくらしの苦しさ…。どれほどの思いを胸に刻んでこられたか。
4年前、市議から県会議員に挑戦したけれど惜敗。
今度こそと川口市議予定候補6人、地域の党と後援会のみなさんの熱さも伝わってきます。
川口市議団はとにかく明るく元気。予定候補者は6人中5人が女性!
舞台袖で、リラックスしようと1人が腕のストレッチをすると、柔軟体操の連鎖(笑)。
舞台での一言ずつのあいさつも、みなさん違うテーマで(打ち合わせをとりたててしたわけではないようですが…)すばらしいチームワーク。
続いて村岡さんの力のこもった演説。
国政、県政の冷たさを怒りをこめて告発し、政治を変える確信にあふれていました。
市議8年の経験から、建設的な提案も説得力があります。
県議会にどうしても必要な方、心の底から応援したいという気持ちがわいてきます。
そして私の出番。「小池あきらさんの話を聞いて」と演説会へのお誘いもあっただろうと思うと、これまでとは違った緊張です。
「川口のみなさん、こんにちは。そしてはじめまして」
「小池あきらさんの代わりということで大変緊張していますが、一生懸命お話しますので、どうぞよろしくお願いします」
どんな一言から始めるかを一番悩みましたが、素直な気持ちをまっすぐ伝えることにしました。
あたたかい拍手でこたえていただき、気持ちがすーっと軽くなりました。
40分間、これまで各地でお話してきた柱を基本に、本当に一生懸命お話しました。
話し終えて、予定候補者せいぞろいのステージで、みなさんの笑顔と力強い握手に「心一つになれた」と実感。
心の通う人間の絆が、これまでの活動範囲をこえてちょっと広がったように思えて、嬉しくなりました。
行動範囲がひろがれば、いっせい地方選挙への意欲もますます増してきます。
参議院選挙での活動範囲から広がるのは、国会議員としての活動の幅も広げるチャンスだと思います。
国会審議と重なるとなかなか大変だけど、いっせい地方選挙、がんばるぞ!