日本共産党 田村智子
コラム

【11.01.07】朝は七草粥、夜は「新春の集い」で乾杯!

神奈川土建の「集い」は「拡大行動出陣式」

 
「1月は夜が遅い日が続くから、よろしくお願いします」と家族に(特に夫に)協力をお願いして、お正月の一区切りを迎えました。

朝6時の目覚ましの音に「もう少し寝てても大丈夫かな…」と油断しました。
うとうとしかけて「7日だ! 七草粥だ!」と、あわてて起き上がりました。
圧力鍋のおかげで、なんとか朝食に「お餅入り七草粥」が間に合いました。
今年もこのお鍋にはたくさんお世話になりそうです。

スーパーで買ってきた七草セット。
種類を確かめながら青菜を刻むと、毎年、青菜のほとんどは「はこべ」だとわかります。
せりは細いのが少しだけ。根っこも刻んで入れましたのに、「変なのが入ってる」と娘はお皿によけてしまうのです。
香りも栄養も根っこが一番なのに…。

お粥で胃をいたわって、昼ごはんも軽めにして、さあ、夜は神奈川土建の「新春の集い」です。
受付でいただいた案内には「拡大行動出陣式」と書かれていました。
さすが、組合員拡大で要求運動を広げ、政治を動かしてきた建設組合です。

昨年12月、川崎市議会で公契約条例が可決。年末の嬉しいニュースとなりました。
住宅リフォーム助成制度も次々に全国で実現しています。
大企業に補助金をばらまいても、企業誘致だといって工業団地を造成しても、景気はよくならなかった。一方で、県として住宅リフォーム助成制度をつくった秋田県では、補助金総額の24倍の経済効果があったと県は試算しています。
働く現場への直接の応援こそ、経済立て直しの確かな道だと事実が示しています。

広い会場のテーブルをまわって、みなさんと握手をかわしあい、おいしいお料理もしっかりいただきました。
建設不況の苦しみは言語を絶するものがあるでしょう。その苦しみを団結と要求運動で乗り越えようとする建設労働者のみなさん。
集いの締めも、「団結がんばろう」の声が会場に響きわたりました。