日本共産党 田村智子
コラム

【11.01.04】さあ、仕事初めです!

朝8時横浜 → フル稼働の1日

 
まだ暗い午前5時半起床。軽く体操して身体をあたためて、準備開始!
家族が起き出すより早く、午前6時半過ぎに出発しました。
横浜市関内駅前での宣伝からスタートです。

7時前の電車は、ぎゅうぎゅう詰めではないけれど、会社員スタイルの人たちで体が触れ合う程の混雑。
日本人は働きすぎだよな…と考えてしまいました。
元日にも多くの大型店が営業をしていたことを思い出してしまいます。

新年早々、東海道線が新橋駅の手前で停車。人身事故ではないよな…こんな年の初めから…。
前の電車で、具合の悪くなった乗客を移送しているとのアナウンスに、ほっとしました。
県庁・横浜市庁が目の前の関内駅つくと、ハンドマイクからの声が聞こえてきました。
仕事初めのみなさんに、新年にあたっての決意を伝える元気な声です。

宣伝していたのは私たちだけではありませんでした。
学童クラブの指導員のみなさんや労働組合のみなさんも、庁舎に向かう道にずらりと並んで宣伝。
新年から、選挙本番のような宣伝の列。気合が入ります。

横浜をあとにして、また葛飾に逆戻り。
葛飾区の賀詞交換会、初めてご案内をいただきました。
区内在住の国会議員はなんと4人! 自民、民主、公明、共産が勢ぞろいしました。

4人目に祝辞に立った私、新年のあいさつに続いて「こんなに国会議員がいて、皆様の地域の催しで来賓あいさつの時間が長くなるのではとご心配の方もおられるかと思います。大丈夫です。私たち国会議員は9を聴いて1を語るという立場です。どうぞ安心してお声をかけてください」…
一番短くあいさつしたかなぁ。
懇談の時間では、ご参加のみなさんから次々に声をかけていただきました。
「長野県の出身ですよね」と略歴をご存知の方もおられて驚くやら嬉しいやら。

お昼をはさんで次は新宿駅東口。
党の新春第一声。元日に続いて笠井亮衆院議員と一緒です。
駅前には足を運んでくださったみなさんの人垣ができています。
久しぶりの本格的な街頭演説。今年の演説では、「力みすぎない」「おしつけない」を心がけようと思います。
大きな宣伝カーに乗るとどうしても力が入りすぎる、これでは、聞く耳をもってもらえないかもしれません。
激動の時代に、波にのみこまれずに針路を見極める、それには模索も対話も必要ですよね。

1時間近い街頭演説を、日陰で聞くのは寒くて大変だったろうと思います。
みなさん熱心に聞き入り、手をふって激励してくださって、感謝感謝です。
宣伝カーをおりて握手にまわると、「群馬の前橋にこれから帰ります」という女性がいてびっくり。
東京滞在中に、この宣伝があることを「赤旗」で知り、予定を変更して足を運んでくださったとのこと。
「一度、直接お話を聴いてみたいと思っていたんです。来てよかったです」

嬉しい激励に元気をもらって、新宿からまた横浜方面へ移動。
神奈川の民商のみなさんが、新年早々の決起集会に集まっておられるとお聴きし、駆けつけました。
午後4時過ぎ、プログラムももう終わりという時に、舞台にあがることができました。
管直人首相の新春記者会見は、消費税増税へ自民、公明との協議をよびかけるものだったとか(笠井さんの演説で教えてもらいました)。
消費税増税をゆるすなの業者運動が、いよいよ本領発揮のとき! 連帯の思いをこめてのあいさつでした。

6時半に家を出て、帰宅したのも6時半頃。
初日にしてはよくがんばった!
帰りに東京駅で家族サービスと思って買ったデザートは、移動中の振動と傾きでかなり崩れてしまったけれど、満足しながら食べて「仕事初め」の一日がお開きとなりました。