日本共産党 田村智子
コラム

【10.11.25】午後4時45分 厚労委員会は流れました

明日は補正予算の採決、そして問責決議か・・・

朝の厚生労働委員会理事懇談会、「引き続き委員会がおこなえるよう協議します」で休憩となったまま時間が過ぎていきます。

昼が過ぎ、日が傾き…。
午後4時過ぎ、「理事懇を再開したい」とようやく連絡が入りました。

4時半、理事懇の再開。
「協議がまとまらず、本日の委員会は開けない」と民主、自民から報告。
各党も了承。
「今後、会期末のどたばたで法案を処理することのないように」と意見を述べました。
明日25日も、委員会を開く環境にはなく、午後3時30分に理事懇談会を開く方向で確認。

来週5日間の間に、委員会がどうもたれるか。
参議院の厚生労働委員会の定例日は、火曜日、木曜日。
しかし、それ以外にも委員会開会が提案される可能性はあります。

以下、本日の午前からの様子。
いつ理事懇が再開となるか、議員会館に待機しながら、質問準備。
千葉から「憲法を守る会」のみなさんが要請にこられ、「本人に会えるとは」と喜んでいただき、私も感激しました。

自立支援法「改正」法案の廃案をもとめて、障害者のみなさんが続々と議員会館前に。
シンボルカラーの黄色の紙に「廃案」の文字。
午後3時前に、激励に出向きました。

「今日の委員会はこのままでは開かれない状況です」
声をかけながら握手をかわし、「がんばりましょう」「がんばってください」と激励しあいました。

議員会館の中にも、車いすの方々の姿があちこちに見えます。
議員要請で廃案を訴えるみなさんです。

午後3時からはB型肝炎訴訟の原告団のみなさんが院内集会。
いったい何度目の集会になるでしょうか。
和解協議での国のかたくなな姿勢をどうくずすか、全員救済にどう道を開くか。
議員立法ふくめてぜひ検討をとの要望が出されました。

明日25日、衆議院厚生労働委員会で、B型肝炎問題での参考人質疑が決まっています。
これも原告団や支援者のみなさんの粘り強い働きかけがあってこそです。
参議院でも、閉会中審議含めて、可能性を追求したい。

昨日からの待機がようやくとけて、少し緊張がほぐれました。
準備した質問ができるかどうかはわかりませんが、山場の国会。
また様子をお伝えします。