コラム
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【10.06.03】「どうして日本の首相は短命なの?」
対話演説で政治の今と未来を語り合ってます
鳩山首相の辞任表明から一夜明けた3日、神奈川県内4ヶ所で「街頭対話演説」。朝10時、横須賀市の久里浜駅前。照りつける太陽がまぶしい! 今日は初めて帽子姿です。
「消費税増税しないというけれど、それで日本の借金は大丈夫なのか」という40代と思しき男性。
大企業や大株主のためこんだ利益を社会にもどす、という話をしたら、「共産党は、増税するということ?」と声がかかりました。
「力のあるところ、利益をためこんでいるところには増税、庶民には増税はさせません!」
こんな掛け合いができてくると、面白さも増します。
「田村さんはどんな人?」という質問も。
先週の新宿区高田馬場駅前でも「田村さんは、鳩山さんみたいに資産家の出身ですか?」という質問もありましたっけ。
ざっくばらんな対話も面白い。
「実家は文房具店で、父は社長さん、とよばれていましたが、従業員は2〜3人でした。庶民の代表です」
自己紹介では、党に入った動機にも少し触れて話します。
2ヶ所目は大船駅前。
「高齢者医療を無料に、という政策ですが、高齢者の人口は増えていて本当にできるんでしょうか?」
少子高齢化という宣伝のなかで、当然の疑問です。
子どもと高齢者医療費無料に必要な財政は1兆4000億円。
これは決して無理な財政負担ではない、大企業・大資産家減税の見直しだけでも7兆円の税収がふえる、5兆円規模の軍事費を見直すことなど話しました。
社会保障費を増やすことを怖れない、その覚悟で国づくりをすすめたい!
「沖縄が米軍基地で苦しんでいることはよくわかる。けれど北朝鮮のこともあって不安と言う声もあるが…」
この質問には通りかかったサラリーマンが、階段で足を止めてこちらを見ました。
どう答えるか。「国と国との武力衝突には、理由のないものはない」というところから話し始めたのですが、これはちょっと今ひとつだった…かな。
サラリーマンは階段を上ってしまったのです。私の修行がまだ足りない。
3ヶ所目は戸塚駅のデッキの上。
地元のみなさんがすでにリレートークを始めていました。
ここでは、質問をメモ書きでどんどん集めていてくれました。
各地各所で創意工夫があって、これも面白い!
ここでも北朝鮮とアメリカ軍基地のことが質問に。
「魚雷事件は絶対に許せない。北朝鮮に、魚雷攻撃やミサイル実験、核兵器開発は、あなたの国の利益にはなんにもならない、ともっと意見を伝えるべき」
反省を生かしてここから話すと、通行人の足が止まりました!
「しかも沖縄の米軍基地は日本を守る任務なんかない、アメリカの国防長官がはっきり言っているのです…」
立ち止まって聞き入る人の姿に、心の中でガッツポーズ!
メモで聞き取った質問は、束になっています。
こんな質問もありました。「鳩山首相も8ヶ月で辞任、どうして日本の首相はこんなに早くやめていくのですか?」
これは私の考えということでお答えしました。
「自民党の首相は、政治が行き詰まってやめざるをえなくなった。鳩山さんは、その政治を本気で変える覚悟も構えもなかったからやめざるをえなかったのでは。これは次に誰が首相になっても同じこと」
「高齢者医療を無料に、という政策ですが、高齢者の人口は増えていて本当にできるんでしょうか?」
少子高齢化という宣伝のなかで、当然の疑問です。
子どもと高齢者医療費無料に必要な財政は1兆4000億円。
これは決して無理な財政負担ではない、大企業・大資産家減税の見直しだけでも7兆円の税収がふえる、5兆円規模の軍事費を見直すことなど話しました。
社会保障費を増やすことを怖れない、その覚悟で国づくりをすすめたい!
「沖縄が米軍基地で苦しんでいることはよくわかる。けれど北朝鮮のこともあって不安と言う声もあるが…」
この質問には通りかかったサラリーマンが、階段で足を止めてこちらを見ました。
どう答えるか。「国と国との武力衝突には、理由のないものはない」というところから話し始めたのですが、これはちょっと今ひとつだった…かな。
サラリーマンは階段を上ってしまったのです。私の修行がまだ足りない。
3ヶ所目は戸塚駅のデッキの上。
地元のみなさんがすでにリレートークを始めていました。
ここでは、質問をメモ書きでどんどん集めていてくれました。
各地各所で創意工夫があって、これも面白い!
ここでも北朝鮮とアメリカ軍基地のことが質問に。
「魚雷事件は絶対に許せない。北朝鮮に、魚雷攻撃やミサイル実験、核兵器開発は、あなたの国の利益にはなんにもならない、ともっと意見を伝えるべき」
反省を生かしてここから話すと、通行人の足が止まりました!
「しかも沖縄の米軍基地は日本を守る任務なんかない、アメリカの国防長官がはっきり言っているのです…」
立ち止まって聞き入る人の姿に、心の中でガッツポーズ!
メモで聞き取った質問は、束になっています。
こんな質問もありました。「鳩山首相も8ヶ月で辞任、どうして日本の首相はこんなに早くやめていくのですか?」
これは私の考えということでお答えしました。
「自民党の首相は、政治が行き詰まってやめざるをえなくなった。鳩山さんは、その政治を本気で変える覚悟も構えもなかったからやめざるをえなかったのでは。これは次に誰が首相になっても同じこと」
この日最後の4カ所目は、戸塚から地下鉄に乗って上大岡駅前。
バスターミナルあり、商店街ありで人の往来が多い場所。
車道の向こう側からも身を乗り出すように聞いている人の姿があり、やりがい充分!
地元の方が用意してくださったお立ち台、「はだしでどうぞ」と言われました。
土踏まずに刺激をあたえる柔らかい凹凸があって、気持ちよい!
お言葉に甘えて靴をぬいでの対話演説となりました。
「通りがかったのですが、日本共産党はいいこと言っていて、もっと伸びてほしいのですが、どうして議席がのびないのでしょう?」
「私も大きく伸ばしたい、みなさん、どうぞ勇気ある選択を」
と前置きをして、議席を大きく伸ばした96年、98年の選挙のこと、その後のマスコミの沈黙の包囲網、官房機密費がマスコミにもばら撒かれていたという野中発言のこと、など話しました。
「2大政党制」という波にのみこまれてきた7年間。
しかし、自民党から民主党に変わってもうまくいかず、新党乱立に。
かつて「2大政党」と言い続けた評論家、マスコミも、これでは政治はよくならないと認め始めています。
日本の政治が大切な岐路にあるように思えます。
本日の対話演説終了、みなさんと握手をしていると、通りかかった学生(高校生?)が握手にこたえてくれました。
「沖縄の人たちのために、基地の問題をなんとかしてくださいよ」
彼の言葉に胸が熱くなりました。
「政治って面白いじゃないか」「自分も意見がいえるんだ」
対話演説で、若い人のなかにも、そんな思いを広げられたらと思います。
神奈川県初の対話演説となった、5月25日の相模原市淵野辺駅でも、通りかかった学生が何人も質問をよせてくれました。
「日本共産党が与党になったら何をしてくれますか?」――こんな質問も飛び出した!
20才で日本共産党という生き方を選んだ私。
若者の政治への接近、政治参加を広げるきっかけをつくりたい! 自分の人生を振り返っても熱烈にそう願っています。
バスターミナルあり、商店街ありで人の往来が多い場所。
車道の向こう側からも身を乗り出すように聞いている人の姿があり、やりがい充分!
地元の方が用意してくださったお立ち台、「はだしでどうぞ」と言われました。
土踏まずに刺激をあたえる柔らかい凹凸があって、気持ちよい!
お言葉に甘えて靴をぬいでの対話演説となりました。
「通りがかったのですが、日本共産党はいいこと言っていて、もっと伸びてほしいのですが、どうして議席がのびないのでしょう?」
「私も大きく伸ばしたい、みなさん、どうぞ勇気ある選択を」
と前置きをして、議席を大きく伸ばした96年、98年の選挙のこと、その後のマスコミの沈黙の包囲網、官房機密費がマスコミにもばら撒かれていたという野中発言のこと、など話しました。
「2大政党制」という波にのみこまれてきた7年間。
しかし、自民党から民主党に変わってもうまくいかず、新党乱立に。
かつて「2大政党」と言い続けた評論家、マスコミも、これでは政治はよくならないと認め始めています。
日本の政治が大切な岐路にあるように思えます。
本日の対話演説終了、みなさんと握手をしていると、通りかかった学生(高校生?)が握手にこたえてくれました。
「沖縄の人たちのために、基地の問題をなんとかしてくださいよ」
彼の言葉に胸が熱くなりました。
「政治って面白いじゃないか」「自分も意見がいえるんだ」
対話演説で、若い人のなかにも、そんな思いを広げられたらと思います。
神奈川県初の対話演説となった、5月25日の相模原市淵野辺駅でも、通りかかった学生が何人も質問をよせてくれました。
「日本共産党が与党になったら何をしてくれますか?」――こんな質問も飛び出した!
20才で日本共産党という生き方を選んだ私。
若者の政治への接近、政治参加を広げるきっかけをつくりたい! 自分の人生を振り返っても熱烈にそう願っています。
写真左は、新宿区高田馬場駅前。カエルさんがマイクをもって質問を受け付けてくれました。
写真右は、相模原市淵野辺駅前。通りかかった大学生の質問に答えているところです。
「留学したいのですが」という質問もあって、ドキドキしましたが、日本は留学生を含めて大学政策があまりに貧困、という話をしました。自分の学習意欲も刺激されますね。