日本共産党 田村智子
コラム

【10.03.26】春休みが始まりました

「おはよう」が「行ってきます」に


小学校の卒業式も終わって、小中学校とも春休みです。
(冷たい雨の卒業式になってしまって、小学6年生の家族のみなさん、本当に大変でしね。)
さっそく「朝寝坊」を決意したのか、声をかけても娘は一向に起きる気配がありません。

3階まであがって「朝だよ〜!」とカーテンをあけても、ほとんど反応なし。
いったん2階の居間にもどり、朝食のもりつけをしながら、今度は電話機の子機を鳴らす。
呼び出し音のうるささに、起きてくるのは息子です。

今日は、労働者後援会のみなさんの出勤前宣伝の日です。
私も東京駅に遅くとも8時半前についていなければなりません。
とうとう「もう出かけるからね〜。行ってきます」と3階に声をかけると…。
「え〜!」と娘の一声。あわてて起きだしたようです。

もう玄関に向かっていたのですが、顔もみないのは…と、一度2階に戻って、「おはよう。じゃあ行ってきます」と娘に声をかけました。
すかさず「帰りは?何時?」

春休みは一番、あわただしい休みです。
大人社会には特別な休みはなく、むしろ、年度末でさまざまな引継ぎがあって大変。
私も、今年度は娘の学校、息子の剣道で役員をしてきました。
行事などが終わるたびに、ちゃんと資料をまとめておけばいいのに、「あとで」と思ってしまうのが私の悪い習慣です。
おかげで、休日は、資料のまとめにかなりの時間をかけてしまいました。

新学期前日に、「ぞうきんがない」「道具箱のものがそろってない」ということのないように、今年こそ!と、思っています。

春休みなのに寒さが続くもと、東京駅、新宿駅、そして荒川区内を回っての街頭宣伝。
背中に貼ったカイロに助けられ、それでも握手をすると「冷たいね」と手をこすられてしまいます。
いつまで、この寒さが続くのでしょう。

それでも、植物たちは春の訪れを一日一日刻んでいます。
花壇のチューリップはつぼみをのぞかせはじめました。
そして近所のお庭では、こんな花をみつけました。
なんだかわかりますか? 和紙の原料になる「みつまた」の花です。