コラム
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【10.03.25】逗子市内で雨の街頭宣伝
池子のアメリカ軍住宅を見下ろして
昨日からの雨がいっそう冷たさを増して、朝から冬に逆戻りの陽気。小学校の卒業式なのに…と、雨雲をうらめしく見上げてしまいます。
晴れてほしい、と思うのには、それほかにもわけがあります。今日は終日、街頭宣伝なのです。
逗子市は次の日曜日が市議会議員選挙の投票日。
定数が2削減のもとで、日本共産党の2議席を守り抜かねばと、私も応援にかけつけました。
逗子市には、緑豊かな池子の森があります。
旧日本軍の弾薬庫が、戦後、米軍に接収され、朝鮮戦争、ベトナム戦争で使用した弾薬を貯蔵。弾薬庫周辺は人が立ち入ることはできず、手付かずの自然林が豊かな自然を育んできたのです。
弾薬庫がその役割を終えたことで、70年代には市民が全面返還の運動を始めていました。
ところが1982年、この森を切り崩して、米軍住宅をつくる計画がもちあがったのです。
「池子の森を守れ」「市民に返還を」、この運動は住宅建設反対の市長が誕生したことで、日本だけでなく世界からも注目されることとなります。
私も、学生時代に「池子ツアー」が平和運動としてとりくまれていたことを記憶しています。
市民の要求をふみにじり、1988年に住宅建設のための工事が始まり、以来、今日まで次々と米軍住宅に森は食いつぶされていったのです。
今も、もともと一部(40ヘクタール)の返還が合意されているのに、それは新たな住宅等の建設と引き換えだという…。
沖縄の普天間基地をめぐって、県民の声がふみにじられている事態と、逗子の市民のみなさんの思いが重なります。
街頭で、私もこのことを強く訴えました。
「政権が変わってもアメリカにものをいうことができないのならば、日本共産党と国民が力をあわせて、この政権の背中をドンと押そうではありませんか」
はしづめ明子さんとの街頭宣伝は、商店街や宣伝カーが入れない路地裏を歩いての宣伝。
だんだんブーツのなかに雨がしみてきて、指先の感覚がマヒして、しもやけになりそう!
手袋もびしょびしょで手がかじかんでしまい、途中で手袋をはずしてしまいました。
ケースワーカー、ケアマネージャーを経て、市会議員となったはしづめ明子さん。
「市民アンケートでくらしが大変という方が7割。その思いにこたえて働かせてください」
介護をはじめ福祉の現場で、どれほど苦しい思いが広がっているかを知るだけに、訴えに力がこもります。
傘をさしながらも手をふって応援してくださる方々が、商店街でも住宅街でも次々。
そんな応援に励まされて、約二時間、がんばりぬくことができました。
昼食休憩で事務所に到着。
「寒かった〜」と、みんなでストーブを囲んで手を差し出す――信州の冬を思い出してしまいます。
靴をかわかそうと、ファンヒーターの前にずらりと靴が並びました。
午後は、いわむろ年治さんの事務所へ。
山坂の多い地域、初めの約1時間は歩いての宣伝第2弾。
今度は薄手のビニール手袋の上から白い手袋をして、カッパも着て、いざ出陣!
家の中から聞いてくださる姿をみかけると嬉しくて、思い切り手をふって感謝の気持ちをあらわしました。
5期20年、いわむろさんの議員活動は、他党・他会派にはたらきかけ、市民の要求にこたえる施策を実現させようとがんばる活動でした。
子ども医療費無料化は、議会で初めて要求して以来、議員提案、請願採択など、日本共産党だけではない、議会の世論づくりにとりくみ、やっと小学校1年生まで無料化を実現。
今度は小学校卒業までと、がんばっているのです。
いわむろさんの活動地域には、池子米軍住宅があります。
池子の森を守り、市民に返せと、市民のデモ行進も毎月行われ、いわむろさんも20年以上、毎月欠かさず参加を続けているといいます。
高台から池子の森を見下ろし、丘の向こうはすでに切り拓かれ住宅がつくられているのかと思うと、本当に悔しくなります。
午後4時、東逗子駅で私の活動は終了。
冷え切った手で、陣営のみなさんと握手を交わしあいました。
負けられない選挙! 政治を動かす大きな波をつくるんだ!
山坂の多い地域、初めの約1時間は歩いての宣伝第2弾。
今度は薄手のビニール手袋の上から白い手袋をして、カッパも着て、いざ出陣!
家の中から聞いてくださる姿をみかけると嬉しくて、思い切り手をふって感謝の気持ちをあらわしました。
5期20年、いわむろさんの議員活動は、他党・他会派にはたらきかけ、市民の要求にこたえる施策を実現させようとがんばる活動でした。
子ども医療費無料化は、議会で初めて要求して以来、議員提案、請願採択など、日本共産党だけではない、議会の世論づくりにとりくみ、やっと小学校1年生まで無料化を実現。
今度は小学校卒業までと、がんばっているのです。
いわむろさんの活動地域には、池子米軍住宅があります。
池子の森を守り、市民に返せと、市民のデモ行進も毎月行われ、いわむろさんも20年以上、毎月欠かさず参加を続けているといいます。
高台から池子の森を見下ろし、丘の向こうはすでに切り拓かれ住宅がつくられているのかと思うと、本当に悔しくなります。
午後4時、東逗子駅で私の活動は終了。
冷え切った手で、陣営のみなさんと握手を交わしあいました。
負けられない選挙! 政治を動かす大きな波をつくるんだ!