日本共産党 田村智子
コラム

【10.03.15】山梨県で26才の新人と街頭へ

「日本共産党に初めての議席を」とよびかけて

 
26歳の木下ゆうきさん。山梨大学卒業後、中央市に移り住んで日本共産党の議席をとがんばってきました。
思わず、「ゆうき君」と呼んでしまいそうな初々しい青年です。
来年春の改選を前に、1議席を争う補選がスタート。応援にかけつけました。

地縁、血縁の強い地域で、なんのつながりもない土地に移り住み、手探りで活動してきた2年間だったでしょう。
市議会を傍聴し、その内容を市民に知らせ、住民アンケートにとりくんで対話の手がかりをつかもうとする。
2年前といえば、24歳。自分がその頃何をしていたか考えると、本当に頭が下がります。

宣伝カーに一緒に乗り込むと、道順、車を止める場所、すばやく自ら指示をだしていきます。
街頭や駅頭での宣伝を繰り返してきたことが、伝わってきます。

国保税、介護保険料など、負担ばかりがふえて暮らしは年々大変になる。
合併して、公共料金はあがり、健康診断は縮小され、いいことは何もない…。
住民の声にこたえようと、アンケートをもとに政策を検討し、市長に懇談を申し入れて、この選挙を迎えたこと。
誠実に落ち着いて話す彼の姿は、とても新鮮でした。

町で演説をしていると、通りかかった車から手をふる人が何人も。
20〜40代くらいの女性たちの手をふる姿が印象的です。
「保育園や幼稚園の門前で、子どもの医療費無料化の署名もとりくんだんですよ」とのこと。

私の応援もついつい力が入ってしまいます。
「しがらみもない、利権もない、あるのは、市民の声で政治を変えたいという熱い思いだけです」
このまっすぐな思いが多くの市民に届いてほしい。



木下さんの事務所は、東花輪駅近くにあります。ホームでは、車掌さんが乗り越し料金の精算をした。のどかな駅とその周辺を写真におさめました。遠くの山並みが、雲の中に半分は隠れてしまったようでした。

 

新宿駅でみつけた駅弁当。とりのそぼろをまぶした「鳥弁当」は、新宿駅が第1号だと説明文に書いてありました。1000円と少し割高ですが、おいしくいただきました。
山梨に行くときはやっぱり「駅弁」でないと!