日本共産党 田村智子
コラム

【10.02.19】小池あきら参議院議員の事務所開き

幅広い応援に「議席のねうち」を実感

 
タイトなスケジュールの一日。事務所開きの会場にかけつけると、すでに第1部が終了するところだったようです。
エレベーター前で、帰路につこうとされている岩見隆夫さんの姿を発見。マスコミにたびたび登場する新聞の論説委員です。
すかさず名刺をさしだして、なんとかあいさつだけはすることができました。

現職議員、党政策委員長、小池あきらさんの事務所開きだけあって、幅広い著名人が参加をしてくださる、東京選挙区での活動のあらたな広がりが嬉しい!
国会論戦、テレビでの政治討論をリードし、民主党が野党時代には議員立法の実現へ大奮闘してきた小池議員。その議席のねうちを目で見て実感する思いです。

会場に足をふみいれると熱気にみちた顔、顔…。
小池議員がどこにいるのか、すぐにはわからないほどの参加者です。
到着してすぐに、私も決意表明。

話し終わって壇上からゆっくり会場をみわたすと、笑顔で手をふる母と子の姿。小池議員のご家族です。
パートナーの小池さんは、かつて東京の労働組合青年部の部長をつとめた方。
青年時代にともに都知事選挙にむけた青年集会を企画したり、平和運動での会議やその後の居酒屋で語り合ったこともあります。当時はたしか新婚さんでしたっけ。

「子どもの寝顔でなく、笑顔をみることのできる働き方を」、小池議員の名台詞のひとつです。
これは自分の実感だろうな…、連日の演説会・懇談会、そしてテレビ出演のスケジュールを垣間見て、ご家族の苦労を思わずにいられません。
かくいう私も…、ですが。
それでも、お父さんの姿を誇らしげに、笑顔でみている息子さんの姿に励まされます。

経済同友会終身幹事の品川正治さんから始まった、第2部でのごあいさつ。
前進座、嵐圭史さんは歌舞伎の一幕を思わせる、悪行成敗の台詞を朗々と披露してくださいました。

若者たちはメッセージいっぱいの寄せ書きをもって壇上に勢ぞろい。
代表してあいさつした男性は、派遣切りにあい、路頭に迷っていた時に日本共産党の街頭宣伝に遭遇し、私たちの街頭相談にたどりついた、と自分の経験をとつとつと話しました。
静まりかえる会場。言葉につまる彼に「がんばれ!」と声援も。

私たちの活動が、誰かの人生の支えになることができたのだと思うと、胸も目頭も熱くなってきます。
今日も早朝、昼間と、2回にわたって街頭宣伝をしましたが、誰かの心に届き、くじけそうな思いの支えになることができただろうか。
今日の彼の言葉を思い起こして、次の街頭宣伝にのぞもう…。

中締めで、会場出口で小池さんとともに参加者の皆さんお一人お一人と握手。
「今度こそよ」「がんばりましょうね」「必ず田村さんもおしあげるからね」
半分、自分の事務所開きみたいな気持ちになりながら、熱く握手を繰り返しました。