日本共産党 田村智子
コラム

【10.01.16】握手と記念撮影でも「勝利の誓い」

党大会最終日 全国はひとつで参議院選挙勝利へ!

 
いよいよ最終日。山登りは3日目に筋肉痛がありましたが、さらに動かせば、逆に痛みがなくなるのか、今日でまたしばらくこの道とはお別れと思うと、名残惜しい気持ちさえします。
ロウバイの花、みかん畑、やぶのなかのカラス瓜の橙色、もう満開に近い紅梅、かわいい小さな椿の花、道々、目を楽しませてくれた植物で、会場までどれくらいかもわかるようになりました。

討論をうけて修正された決議案。大会前に文書でよせられた意見、大会の討論で深められた内容がもりこまれています。

新しい政治への道筋をみんなで真剣に探求した決議。
これは決して日本共産党の独りよがりでなく、多くの国民のみなさんと共鳴しうるものだという確信。
私たちが多数者になるために、地域ごとに中期目標を持ち、その目標への接近、達成、次の目標へ−−「絵に描いた餅」でなく、すでにこの努力で確かな歩みを開始している地域がいくつもある。

参議院選挙も、私たちが多数者になる一里塚だと、あらためて胸に刻みました。
全国で650万票の得票を得る、そのために私が活動する東京で、神奈川、千葉、山梨で、それぞれの目標を握って離さない。
私が議席を得るというのは、そういうたたかいなんだと腹を固めました。

最終日は休憩時間も長めにとられます。この時間はさしずめ「勝利を誓う」記念撮影。
壇上は次々と、自由に、いろんなグループになりながら、その場の勢いで、等々、にぎやかな写真撮影が続きました。
私もまず、はたの君枝さんと、千葉のみなさんが沖縄に募金を届ける場でと、写真におさまります。
さらには自ら営業活動。「山梨のみなさん、いっしょに写真とりましょう」と呼びに行き、東京の学生たちに声をかけ…。
東京の女性のみなさんも集まり、小池あきらさんが登場すると今度は若者たちが集まり、「比例5議席、小池あきら必勝でがんばるぞ!」とこぶしをつきあげての撮影に。

大会の最後は、新しい中央委員会のメンバー紹介。
私も准中央委員として選出されました。党大会決定の実践への責任もそれだけ重くなるのだと、背筋をのばして壇上にたちました。
次の党大会までに、どこまでの力をきずくことができるか。私個人も、そして日本共産党も、成長してまたこの場に集まろう。

東京にもどってきたのは午後6時前でした。
東京駅から自宅に電話すると息子の第1声は「ああ、久しぶり」。家を出てからこの瞬間まで電話をしていなかったものですから…。
帰宅すると、父と出かけていた娘が買い物から帰ってくるのと同時になりました。
娘にむかって手をふると、満面の笑顔でだきついてきました。ただいま!

これから仕事は忙しくなるだろうな、でも、今晩はゆっくり家族と過ごそうと、重い荷物をときました