日本共産党 田村智子
コラム

【09.12.03】赤旗新年号の写真撮影

比例予定候補5人がそろいました

朝からの雨、写真撮る日には風と雨はため息が出ます。
家で髪をととのえても、撮影場所に着く頃には…。

国会近くの星陵会館、玄関の前で河江明美さんと合流。
「あら、服の色が同じになってしまった?」
「似てるけど、ちょっと違う?」
女性は、これが大変だよね、と談笑しながら会議室へ。

部屋では市田忠義さんがすでにスタンバイ。
国会から大門実紀史さん、仁比聡平さんもかけつけました。
新年号向けの写真撮影。5人がそろうのは、候補者発表をした時以来です。

笑い続けるのは大変だ、顔がひきつる、コンクリートで固めてほしい、等々、まわりも私たちも気持ちを和ませる声を時折あげながら、小一時間。
撮影スタッフも大変です。
ブランケット版の日曜版は縦長写真が必要。5人を並べて縦長写真…構図が難しいのはカメラマンでなくてもわかります。

撮影後は、昼食をとりながら座談会。
現職の方々からは、新しい様相の国会についてリアルな話があり、
各地をまわっての有権者の反応、保守的な方々との新たな交流、
そして、党のとりくみにも新たな挑戦があることが、ざっくばらんに語られました。

今度の選挙は本当におもしろくなりそう。
座談会の内容は、新年号の先取りをしてはいけないのですが、一つだけ。

与野党の立場が逆転した国会で、日本共産党の議員団がほんとにがんばっていることを実感したのが、肝炎患者のみなさんを救済する法案が成立する過程です。

民主党は、この法案も先送り、この臨時国会では採決しないという態度をとっていたといいます。
与党になったら議員立法に加わらない、政府に提出させればいい、という態度や、
その後の国会運営の強行なやり方が、患者のみなさんを苦しめました。
自民党も民主党の国会運営に反発して、審議拒否。
党派をこえた議員が集まって、当事者のみなさんの意見を聞きながらまとめた法案を、このままたなざらしにするのか。
患者のみなさんに焦燥感、絶望感も広がったといいます。

日本共産党が、国会正常化にむけて、民主党、自民党への申し入れをし、
国会にかけつけた患者のみなさんを励まし、審議再会への道を一生懸命拓いた。
感謝の気持ちをつづる手紙が、「共産党は怖い」と思っていた方からも届いたというのです。

原爆症裁判を闘うみなさんを救済する法案も同様です。
なんのための誰のための国会なのか、自民党、民主党に鋭く問いかけたい。
国民の声に答える、代弁者として働くことが、一番の仕事ではないのかと。

かつて強行採決を批判していた民主党が、政党間の合意を無視して審議打ち切りを押し付ける。
かつて審議拒否を批判していた自民党が、審議に応じようとしない。
マスコミで流れるニュースにあきれる国民も多いでしょう。
それだけではなく、この政党闘争にあけくれるために、踏みつけられる切実な思いがあるのです。

こうして5人がそろう機会は、今度は来年1月の党大会でしょうか。
そのときには、もっと多くの新鮮な経験交流ができることでしょう。
全国各地で、日本共産党をのばそう!と新たな絆がつくられていく、
活動範囲は離れていても、心一つに、そんな固い握手をかわしあいました。

 

 
帰宅したのは午後6時頃。
朝から微熱と咳で学校を休んだ娘が留守番だったので、早めに本日のスケジュール終了は助かりました。

「ただいま」と部屋に入ってびっくり。
きれいに片付けて、電灯のスイッチの上には小さな「絵画」。
「すごいじゃない! 片付けてくれたんだ」
「部屋の飾り付けをしただけだよ」

テーブルには神奈川の集会で軽食と一緒にだしていただいたクリスマス柄の紙ナプキンが並んでいて、さながら早めのクリスマス。

具合はよくなったんだ、というと「明日も咳がでるかも…」と微妙な返事でしたが…。
無造作に花びんにいれてしまった花束も、飾りなおしてくれて、晩ご飯の支度もすすんでやって。
子どもも時間のゆとりが必要なのかな、などと考えながら、
娘が担当したホタテのバター焼きをおいしくいただきました。(写真に撮る前にお腹の中にきえてしまったのが残念!)