日本共産党 田村智子
コラム

【09.12.02】のぼり旗が林立するステージに感動

神奈川県で党と後援会の決起集会

 
横浜の街はなんともいえない落ち着きがあります。
赤レンガの歴史的な建物を尊重した街づくりを感じます。
夕方6時過ぎ、馬車道を歩いて関内ホールへ。

神奈川での参議院選挙にむけた本格的な演説はこれが初めて、緊張します。
控え室で、選挙区のはたの君枝さんと談笑しながらサンドイッチをいただいても、
なんだか味がよくわからず、「あとで落ち着いて食べてもいいのよ」と声をかけられるほどでした。

開会の様子はモニターでみていました。
幕があくとステージいっぱいにのぼり旗。
地域や職場など、後援会の旗です。すごい!思わず歓声をあげました。

舞台袖で、後援会の方々のあいさつ、決意を聞く。
職場で「派遣切り」された労働者が、組合をつくってがんばる姿が語られました。
自分の職場だけの問題でなく、雇用のルールをつくらなければと、私たちとも共同を広げていることが実感できます。

はたの君枝さんの演説。
現職の国会議員だったはたのさん、無名の新人の私を「ともに国会で仕事をした仲間」と紹介してくださいました。嬉しい限りです。

そして私の出番。
バックにのぼり旗をしたがえての演説は初めてのこと。
舞台でのお辞儀も、客席にむけてだけでなく、舞台に並ぶみなさんにもと360度のおじぎとなりました。

演説時間7分。田村が何者かを知ってもらう自己紹介は、入党の動機にしぼり、
話したテーマも基地・平和にしぼりました。
神奈川のみなさんを前に基地の実態を話すのは「釈迦に説法」になるのではとも思ったのですが、私自身が基地の街をどう見たのかを伝えたい、そんな思いでした。

神奈川の基地撤去の運動を首都圏の運動にしたい、決意を述べると大きくうなずく姿が何人もみられました。
比例での日本共産党の躍進、田村を国会におしあげたいと、心から思っていただけたか…。

志位委員長の大会決議案のポイントを大きくかつ深くつかむための報告。
会場で決議案をめくる音がひびき、雨音のようだな、子どもの頃聞いた、養蚕部屋のかいこが桑の葉を食べる音みたいだ、そんなことをふと思いました。
出番が終われば緊張は一気にとけるものです。

会場の出口でみなさんと握手。力強く手を握り締め、話しかけてくださる方ほとんどで、「田村は何者か」が伝わったかな、と思えてきました。
日本共産党員だから、後援会員だから応援するのが当たり前、では心がなかなか通わないですよね。
「この人を国会に送りたい」そう思っていただいてこその候補者です。
短い期間でその積み重ねをしていかなければ。

「子どもさんに」と手作りのチーズケーキもいただきました。
帰宅したのはかなり遅くて、子どもはもう眠っていて、明日の朝、喜ぶ顔を楽しみにとっておくことにしました。
神奈川のみなさん、力強い激励、ありがとうございました。
躍進、勝利へ、力を合わせましょう!