コラム
【09.11.25】合唱練習に納会の打ち合わせ
休日は母親業でフル回転(?)
活動範囲が広がり、「あら、まだ1週間しかたってないの?」と思える日々が続いています。
今日は「何時集合」がない、と思ったら、朝目が覚めたのはなんと7時過ぎ!
(我が家は目覚まし時計がなく、それでもこの数年、私は夏は5時頃、冬は6時頃、自然と目が覚めるのです。)
私はのんびりできても、子どもたち、夫はそういうわけにはいきません。
「ごめん、寝坊した!」と子どもを起こし、仕方なくあるもので朝食を済ませて…
みんなが出かけた後は、また、ゆっくり…とはいきませんでした。
何しろちゃんと掃除ができるのは休日。
みないふりをしてきた階段や廊下のすみのホコリをそのままにするわけにはいきませんから。
音楽やラジオを聴きながら、しばし掃除にいそしみ、ありあわせの昼食を早めに食べていたら、息子が早々と帰宅。
試験期間中だったのです。今日が最終日。
「え、仕事は?」、なにやら「なんでお母さんがいるの?」の雰囲気。
はいはい、出かけてあげますよ、と「じゃあ、夕方まで用事があるから」
息子の試験といえば、思い出すのは昨年の最初の試験期間のこと。
昼過ぎには帰宅できることを喜んだのか、試験1日目、お菓子作りに励んでいたのです。
このマイペースぶりには驚くやら感心するやら。
今回の期末試験が近づいたときも、ふと、そのことを思い出して、
「そういえば、この頃、お菓子作らないんだね」と息子に声をかけたりしました。
さて、夕方、友人と会ったり用事を終わらせて帰宅してみると、
流しにはたくさんの卵の殻、そしてシフォンの生地がたくさんくっついたケーキ型。
ところが肝心のケーキが見当たらないのです。
自宅に招いた友人たちにふるまった様子。
さながら、試験のうちあげ、というところでしょうか。
「せっかく焼いたのに、全然残ってないの?」と私。
自分の部屋からもってきたお皿には、ひとかけらのシフォン。
ふわふわのちょうどよい焼き加減でした。腕をあげたな…。
このケーキタイムの後、またすぐ出かけました。
今度は娘の小学校の音楽会にむけて、PTA合唱の練習です。
「本番だけという方もどうぞ」のお誘いに、久しぶりの合唱をやりたくなりました。
娘も連れて行って、勝手に友だちと遊んでいてもらって、結構本気で歌ってきました。
声帯も筋肉トレーニングをしていないと、本当に衰えます。
「また会える日まで」(ドラえもんのテーマソングでもありました)を歌うと、のどの筋肉疲労がわかります。
あ〜、半月に1回でも歌い続けてみたいな…と思う瞬間です。
腹筋使って歌うのは気持ちいい、でも、やっぱりちょっと遠慮しながらの発声になってしまいます。
どこかで、思いっきり、一人で、出せるだけの声で歌ってみた〜い。
この練習から帰宅して、大慌てで晩ご飯の準備をして、夫の帰りを確認すると、
「ごめん、もう1回出かけてくる」。
今度は、息子の剣道クラブの納会打ち合わせ。
他の役員の方と、会場の居酒屋に行き、ちょっと試食もしながらメニューの打ち合わせをしてきました。
8時半頃、帰宅すると娘のうらめしそうな目。
「遅い!」――そうだよね。休みの日ぐらい、早く帰らないとね…。
今年は、PTAや剣道の役員にもなってしまい、なんだかバタバタの日々です。
「子どものメニューを決めるのに、時間かかっちゃったんだ。おいしそうなの頼んできたよ」
これで娘の表情は明るくなり、どんなメニューかで、しばし会話がはずみました。
剣道は1年足らずでやめてしまった娘も、剣友会の合宿や納会、時には試合の応援にと出かけているので、もちろん、納会を楽しみにしているのです。
体は休んだのか、どうか、と反省しつつ、でもこんな気持ちの切り替えが、私には何よりのリフレッシュ!
仕事でがんばる気力を養えます。
娘の宿題に付き合い、息子のおやすみを確かめて、一日がゆっくり終わっていきました。
合唱も、納会も、本番はまだこれからですが、この行事が終わったら、こんな気分転換はしばらくお預けかもしれません。
忙しくなりすぎない程度に、今だからできる母親業も楽しもうと思います。