コラム
コラム
【09.11.05】「富士を撃つな」――アメリカ軍の演習地へ
雄大な富士山に響く砲弾の音
富士吉田駅、富士山のふもとの駅です。ホームから雄大な富士山がくっきりとみえます。
車で向かったのは山中湖半。
11月2日から始まった北富士での米軍兵隊実弾演習を山中湖半から監視する行動です。
朝9時に新宿を出ても、現地到着は昼頃。
実弾演習は朝から行なわれていたそうですが、米軍も昼食休憩の様子。
監視団は、早朝7時前から吹きさらしの湖畔で夜9時過ぎまで監視を続けているそうです。
ガスコンロになべ、コーヒーも用意して、暖をとりながら、実弾の音と煙を確認して演習の規模を監視します。
「初日は暗くなってからの砲弾がすごかった」――午後6時から9時までに25発。
朝方と夜に響く音は、あたりが静かなだけに不気味さもますようです。
連発していると空気がふるえるとのこと。
旅館やホテル、別荘も多い地域、観光客や何事かと驚くようです。
みなさんのお話をお聞きしながら、特製のうどんをごちそうになりました。
富士吉田のこしのあるうどん、キムチと煮込んで身体を温める効果大です。
富士山のふもとの自衛隊演習場。
アメリカ軍がわざわざ沖縄から移動して、今回の実弾演習が行なわれているのです。
砲弾は沖縄から軍艦で運び、神奈川県から山梨県へ運ばれ、この陸揚げ、輸送に対しても監視と抗議の行動がありました。
「日本のシンボル富士山を撃つとは…」
それは誰もが抱く当然の感情です。ましてなぜ外国の軍隊が…。
私たちがトンボ帰りする直前、砲弾の音が響きました。
「東富士の自衛隊の演習ですね」と監視団。
北富士では米軍が、東富士では自衛隊が、これが富士山の姿なのです。
早朝、夜間の一番冷え込む時間、監視団のみなさんの活動は続きます。
やはりそこから参加しないと、と思いつつ、激励の握手をかわして、富士山をあとにしました。
富士吉田のこしのあるうどん、キムチと煮込んで身体を温める効果大です。
富士山のふもとの自衛隊演習場。
アメリカ軍がわざわざ沖縄から移動して、今回の実弾演習が行なわれているのです。
砲弾は沖縄から軍艦で運び、神奈川県から山梨県へ運ばれ、この陸揚げ、輸送に対しても監視と抗議の行動がありました。
「日本のシンボル富士山を撃つとは…」
それは誰もが抱く当然の感情です。ましてなぜ外国の軍隊が…。
私たちがトンボ帰りする直前、砲弾の音が響きました。
「東富士の自衛隊の演習ですね」と監視団。
北富士では米軍が、東富士では自衛隊が、これが富士山の姿なのです。
早朝、夜間の一番冷え込む時間、監視団のみなさんの活動は続きます。
やはりそこから参加しないと、と思いつつ、激励の握手をかわして、富士山をあとにしました。