日本共産党 田村智子
コラム

【09.11.03】冬の寒さにふるえながら街頭演説

この秋初の使い捨てカイロも登場

葛飾区議選挙の応援で街頭演説を約10か所。
車からの手ふりは風をうけて指先がこわばってきます。

昨日の雨がないだけまだ助かりましたが、突然の寒さは選挙カーには本当にきついもの。
日が暮れた頃には使い捨てカイロを手渡されました。

この寒さのなか、声が聞こえたからとはだしにサンダル履きで演説を聞きに家から出てきてくださる方が何人もいらして、嬉しい限りです。

通りかかった方もビラを差し出すと、ほとんどの方が好意的に受け取ってくださいます。
「葛飾区は800億円もためこんでいるんですよ」
声をかけながらビラを手渡すと、「そんなにあるんですか」と驚きの貌。
「マンションだとか再開発ではなくて、やっぱりくらしにつかわせましょうよ」
「そうですね」

この間、私も葛飾区政の問題点を、党区議団のみなさんと一緒に分析してきました。
特養ホームも足りない、学童保育はすし詰め状態、保育所も待機児童が増え続けている、
800億円の一部を、区民が求める街づくりにつかえば、どれだけくらしの安心がつくれるか。

地域のみなさんとの懇談では、
「図書館の蔵書が古い」
「新しい図書館の本の購入は、入札で大手書店にもっていかれた。せめて区の施設は区内業者組合から購入して、区内業者を支援してほしい」
「高齢者が気軽にたちよって話ができる場所がほしい」
などなど、やっぱり巨大ビルづくりではない、くらしやすいやさしい街づくりを求める声を聞いてきました。

どういう街ををつくるのか、くらしをどう支えるか、
区議選挙、区長選挙を機に、本格的な話し合いを区民のみなさんとできるのではないか、
そんな希望がふくらむ日々です。

夜8時、マイクを使っての宣伝行動終了。
スタッフのみなさんと、お互いに冷たくなった手を握り合い奮闘を誓い合いました。