コラム
【09.11.02】南関東のみなさんへのメッセージビデオ
カメラに向かって話すのは・・・緊張しました
参議院選挙まで9ヶ月あまり、時間がほんとうにありません。
神奈川、千葉、山梨、できる限りみなさんのもとに伺いたい、でも時間がない。
せめて肉声であいさつが届くようにと、急遽、あいさつビデオを撮影することになりました。
前日は1日宣伝カーに乗り、撮影にそなえての準備時間がなかなかとれなくて、大丈夫かなと不安も抱えながらの撮影でした。
集会のあいさつは、こちらを見てくださる方々に心が向きます。
カメラに視線を向けて話すのは、なかなかに難しいのです。
このカメラの先の人の姿を思い浮かべなければならないのですが…。
前回の参院選挙での政見放送の撮影を思い出してしまいます。
政見放送のように時間内におさめる、時間をあまらせてもいけない、失敗が許されないというプレッシャーはないのですが、
カメラに向けて話す緊張感は同じでした。
笑顔がひきつっていなかったか、早口になっていなかったか、撮影後も心配が続いています。
私の思いが伝わっていますように。
ビデオの次は、リーフ作成のための写真撮り。
レイラ化粧品の方に、撮影用のメイクをしていただいて撮影開始。
動きのある写真をとるわけではないのですが、自然な笑顔、でも笑いすぎない、目は開いて、というのは本当に難しいんです。
気心の知れたスタッフが子どもの話題など、リラックスできる話を終始続け、
私の笑顔を引き出してくれます。
なんとかリーフに使えそうな写真は撮れたかな?
候補者を何度か経験して、一番苦手で、一番なれないのが、この写真撮り。
カメラマンからは「田村さんの横顔は、マイク持って演説しているときがいいんだよな」の一言に、やっぱり私は「タレント」のようにはなれないし、候補者って本当はそれでいいじゃない、などと思ってしまいます。
私が暮らす東京下町に、小林マサ子さんという偉大な衆議院議員がおられました。
「下町の太陽」とよばれ、その質問の迫力、地域に根ざした活動は今でも伝説のようにみんなの心に残っています。
熱心な支持者の方が懐かしそうに「ポスターがね〜、どうしてこんな顔の写真しかないの?、って思えるのよ」と笑いながら話しておられたことがありました。
最後には、つくづく「そこがいいんだけどね」と、うなずきながら。
ポスターや写真、今の時代、宣伝効果は本当に大きい。
でも私はやっぱり小林マサ子さんのような方にあこがれてしまいます。
いい宣伝物をつくりたい、そういうみなさんの期待にこたえつつ、政治家の本質を磨けるようこれから努力を積み重ねましょう。