日本共産党 田村智子
コラム

【09.06.02】小学生に囲まれながら演説

「30人学級」に歓声も

午後、金町駅周辺の地域を宣伝カーでまわっていたときのこと。
演説ポイントは、小学校のまん前。
向かいの小さな公園では小学生が10人ほど遊んでいました。

中江秀夫区議が話している間、宣伝カーの前にきた男と2人に話しかけました。
「何年生?」「4年生」
「4年生は何クラスなの?」「2クラスしかない」
「君のクラスは何人なの?」「33人、34人だったかな」
「1クラス30人までにしたら3クラスだね」「それがいい!」

バトンタッチして私がマイクを握り、このやりとりも紹介しました。
娘が通う小学校も、2クラスの学年が多くなってきました。
これまで運動会はクラス縦割りでチーム対抗だったのに、2クラスの学年はクラスを分けることになってしまいました。

1年生が38人と39人というクラス編成をみていると、本当に悔しい。
「30人学級」だったら28・28・29人の3クラスになるのに…。
子どもたちも同じように感じているのでしょう。

マイクで話し始めると、男の子2人だけでなく、遊んでいた子どもみんなが集まってきました。
「30人学級を実現して、クラスの数を増やしましょう」というと、
「お〜」と声があがる、なんとも楽しい街頭演説になりました。

この子達、集まり方が半端じゃない。
私から1メートルぐらいの至近距離で、熱心に見上げて話を聴いてくれるのです。
やりにくいけれど、面白い。

子どもさんを迎えに来ていた若いお母さんも、笑いながら最後まで話を聞いていてくれました。
葛飾の子どもたち、なんだかとってもいいですね。

子どもに約束にしたからには、ほんとに実現させなければなりません!
「30人学級」「高校生の給付奨学金」
いっぱい手を振ってもらって、声援をうけて、元気百倍の街頭宣伝でした。