日本共産党 田村智子
コラム

【09.01.30】風邪?それとも・・・

子どもの「病気」は親子ともつらい

朝、起きてきた娘は「おはよう」の前に「気持ち悪い」としかめ面。
そういえば昨日も「頭痛いから新体操クラブ休んでいい?」と、私の携帯に留守電メッセージが入っていました。

月末は休むのがとても難しい時期。
熱をはかると36.9度。う〜ん、これから熱があがるのかどうか…。
「昼からはどうしても仕事に行かなければいけないんだけど、お留守番できる?」
「うん。たんたん(兄のこと)が帰るまで大丈夫」

このやりとりから表情が明るくなりました。
自分が子どもの時は「37度なければ大丈夫」と尻をたたかれて学校に行ったよな、とそんな思いも頭をよぎります。

朝食もそれなりに食べて、やっぱり半分は「学校に行きたくない」ということかなと思っていると、「だるいから寝てくる」と布団に自分から入ってしまいました。

午前中、私は学習会の講師の準備の予定でした。
でも途中で起き出した娘にせがまれ、短いお話を何篇か読みました。
家での「読み聞かせ」は、最近ほとんどしていませんでした。

「もう少し、子どもさんに手をかけたほうがいいですよ」
1週間ほど前、ある市民団体の「新春のつどい」で「易学者」という方にお会いしたとき、かけられた言葉です。
これにはぐさっときます。
占いは信じない立場ですが、土日の仕事が続いているのを気にしていたところだったのです。

早めのお昼ご飯を食べて、「じゃあ出かけるけど、大丈夫?」
「うん、たんたんにおやつ買ってもらうんだ」と笑顔の娘。
「テレビみててもいいからね」
「また寝ているから」

具合が悪そうでないのが救いです。
学校に行かせた方がよかったか、とか、仕事を無理を言って休んだほうがよかったか、とか、考えればきりがありません。
大丈夫、大丈夫、でも、子どもと過ごす時間をつくる努力はしないとな。
母親としての悩みはつきません。