日本共産党 田村智子
コラム

【09.01.10】八王子で1時間の講演

「元気がわいた」の声に感激!

 
八王子の日本共産党と党後援会主催の新春のつどい。
「特別講演」という、ひるんでしまいそうなプログラムで1時間話をしました。

北風がビュービュー吹きつける中、会場いっぱい(250人くらいだったでしょうか)に集まっていただきました。
清水ひで子都議はじめ、市議会議員のみなさん、小選挙区予定候補の長谷川あきらさん、次々に壇上にたって決意のこもったお話が続きます。

清水都議が紹介していたのは、若者雇用での東京都のとりくみです。
私も清水都議と一緒に、昨年12月、民青同盟の東京のメンバーの要請行動に同席しました。
その際の担当の部局からの回答が、これまでの私たちの運動の「成果」といえるものだったのです。

その一つが、「コンビニを通じて若者への働きかけ」。
数年来の運動で、若者に労働者の権利を周知するため、コンビニに「ポケット労働法」や労働相談の案内などを置いてほしいと、東京都や国に要請を繰り返してきました。
東京都は、試験的にミニストップに、非正規労働者向けの宣伝物を置いたというのです。
今後、ローソンにも宣伝物をおくとのこと。
声をあげれば何かが変わる、そういう時代になってきたんだと、確信しました。

「つどい」では、インターバルに琴と尺八の演奏も。
生演奏で「春の海」を聞くことができるとは!
ゆったりとした贅沢な時間だったのですが、次に話す内容で頭がいっぱいの私。
緊張で口が渇いて仕方ありませんでした。

「話す」ことが仕事なのに、なぜこんなに緊張したのか、それは、昨年まで各地で話してきた内容を全面改訂したからです。
年末年始の激変は、これまで以上の深さ、これまで以上のスケールの話を必要とするほどの重要なものでした。

「派遣きり」をめぐって力強く形成された「社会的連帯」、
この一大事件の根っこにある、「構造改革」路線の破綻。さらには資本主義経済のゆきづまり。
新しい政治の必然性、可能性などなど。

こんなふうに書けば難しい話に思えるでしょうか。
難しい話は、私にはできないので「特別講演」というタイトルはやはり重かった…。

話し終わって、皆さんの笑顔にエネルギーを感じられたのがなによりでした。
「元気になった〜」「ありがとうございました」
こんな声をかけていただけると、本当に感激します。

どうにか本日の役目を終えて、ほっとして、着物で参加した新婦人内後援会のみなさんと記念撮影。
その写真をまだ送付してもらっていないので、いただき次第、掲載しようと思います。
今年も元気を広げて、今年こそ要求を実現するために邁進します!