日本共産党 田村智子
コラム

【08.11.19】期末試験の季節ですね

息子の「脱皮」が始まった?

 
2学期の期末試験、息子の中学校はなんと連休をはさんでの3日間です。
「連休前にやっちゃえばいいのにね」などと、親の方がのんきな我が家。

息子はといえば、これまでの試験前と様相が違います。
「友達とマックで勉強してくる」と出かけたり、夜までノートとドリルを広げていたり。
「間に合わね〜」「あ〜ストレスたまる」なんて言葉も、勉強の場面では耳にしたことがなかったので、「どうしたの?」と親らしからぬ(?)声をかけてしまいました。

「この試験も内申に関係するの?」「提出物で勝負するしかない」
そんな言葉もたびたび耳にするので、どうやら高校入試を気にかけているようです。

東京の入試事情は、東京で生まれ育った同年代のみなさんも「暗闇のなかを手探りで歩いているみたい」と言うほど、複雑かつ激変しているとか。
親の方も早くに情報収集が必要なのかなと思ってはいるのですが、
なんだか釈然としません。

中学時代が高校入試のための3年間になってしまうのは勿体ない。
この時期の学びの意味を、「入試」に狭めたくない。
ではどうすれば…。
中学生になって親の介入する要素が激減しているだけに、私も方策がみえてこないのです。

帰宅すれば勉強している姿があり、夜寝る前に様子をみると机に向かう姿があり、
これまでの家でまったく勉強しない姿と比べて、嬉しくなったり不安になったり。
「勉強した!という経験も必要だよね。勉強の面白さに目覚めた?」などと声をかけてみるのですが、息子の真意は不明です。

試験勉強が、学習を深めるきっかけになったり、何か興味関心のかけらを残してくれるといいなあと、見守ることにしましょう。
がんばれ中学生!

写真は、杉並区のけやき並木。
枯葉が木枯らしにのって風花のように待っていました。
外回りがだんだんつらい季節になってきましたが、私も元気にがんばってます。