日本共産党 田村智子
コラム

【08.10.01】月末から今日までのこと

たくさん歩いてたくさん話して・・・

いつ解散・総選挙となるか…そんな国会情勢を気にかけながら、「だからこそ、できるだけ多くの人と対話しよう」と、東へ西へと町を歩き回りました。
交わしたのはこんな対話。

洋服直ししていた仕立て屋さんのご夫婦。
「今年に入って驚くほど仕事がない。帳簿をつけようと思って広げたけれど、帳簿につける収入がないのよ」
「スーツの直しさえない、服にかけるお金はもうない、ということでしょうかね」

土建組合でがんばってきた元大工さんの家で。
「収入が年金だけになったら、こんなに暮らしが苦しいなんて。30分かけて安売りのスーパーに買い物に行ってます。なんとかしてほしいけれど、政治は変わるんでしょうか」

麻生内閣が発足しても、なんの期待もない、できない、これは共通しています。
ではどこに希望の道を見出すか、対話のなかみが充実しないはずがない。

「大企業の儲けだけ応援してもダメですよね」
「儲けることは応援しても、働くことは応援しない、こういう政治を変えましょう」
こういう一言に、みんな大きくうなずきます。
相次ぐの食料品偽装、使い捨て雇用の問題を目の当たりにしているから、「その通り」という声がどんどん広がります。

子どもさんが大学生、学費の負担が大変という女性。
「大学まで学費無料の国もあるのに、日本は世界一の学費負担」と話すと
「えっ、そんな国があるんですか?」と目をまるくしていました。

税金の遣い方に話がすすみ、横須賀への原子力空母の寄港が話題に。
「東京タワーを横にしたくらいの大きさなんですって」と私。
「そんなに大きいんですか」
「戦闘機の滑走路になるんですから、それがなんで日本に必要なんでしょうね」
「日本を守る、というのとは違いますね」

日米安保条約や米軍基地がなんのためにあるのか、これも「日本を守るため」という声はほとんど聞かれなくなりました。
イラクやアフガニスタンの事態に胸を痛めている人が圧倒的。

話せば話すほど、政治を変える方向で意見が一致せざるをえない、そんな対話。
ではどうやって政治を変えるのか、日本共産党の議席をのばすことが本当に力になるのか、
ここまで立ち話ですすむのですから、これまでにない情勢ですね。

本当に政治を変えるのは、国民の世論と行動です。
政治は眺めたり、論評するものではなく、参加するもの、そんな機運を本当に広げたい。

それにしてもよく歩く日々でした。
歩き方が悪いのか、腰が痛くなる日もありました。
おまけに急に寒くなり手足が冷たくなる日も。
それでもやっぱり対話するのは楽しい! 今度は街頭演説のあとにも対話タイムができるといいな、なんて思っています。