コラム
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【08.09.14】昭島駅前で街頭演説
たちあがる女性の力強さに感動しました
選挙といえば「自民党の総裁選挙」の報道一色。そのもとで、市長選挙と市議会議員再選挙(春の選挙で法定得票に達した候補者が一人足りなかったため)が行われます。
若い人たちも多数行き交う昭島駅前での街頭演説に私も東京の副委員長としてかけつました。
まず応援弁士にたった民主商工会の会長さん。
政権投げ出しの自民党政治の無責任さを怒りをこめて告発。
構造改革の政治は大企業ばかりを儲けさせた、と熱弁をふるいました。
庶民が、政治のこと、天下国家を論じることが、いまや当たり前なのです。
市長予定候補の鈴木かずえさん、「3度目の挑戦です。今度こそ」とよびかける姿の凛々しいこと!
鈴木さんのこれまでの歩みを事前に教えていただきました。
子どもの権利条約を地域に広げる活動、環境保全のとりくみ、横田基地の撤去をもとめる運動など、市民運動に真摯にとりくんでこられたことを知りました。
「こうした活動に貫かれているのは、子どもたちにどういう社会を手渡していくのかを真剣に追求する姿勢」と、私も応援の弁を述べました。
子どもの権利条約の普及にとりくんだ、これだけでも、私は鈴木さんのファンになりそうです。
子どもは大人のパートナー、意見に耳を傾け、成長に即した方法でその意見に大人は真摯にこたえるべき――子どもの権利条約に貫かれている考え方です。
子どもに説明のつかない政治を許さない、私はそう受け止めています。
市議予定候補のくまざき真智子さん。
主役となって街頭に立つのは「初めて」と、緊張した面持ちでした。
けれど、マイクを握れば、原稿もみないで堂々と政策を訴える――これまた感動です。
訪問看護、介護の仕事を長く続けてこられたくまざきさん。
ポケットベルを肌身離さず持ち歩き、患者さん・利用者さんの急な呼び出しにも答える日々。
「大変な仕事を続けてこられた源泉は?」と問われて「奉仕の心」と答える方です。
支えを必要とする人に当然のこととして手をさしのべる、その道を歩んでいたら、日本共産党に出会い、入党、そして立候補を決意。
まっすぐ生きている、そう実感できる演説でした。
女性がたちあがるとき時代は動きます。
女性だから、男性だから、という考え方には立ちませんが、
それでも、現実に家庭的な責任をより多く担っている女性が、黙っていられない、とばかりに、政治の舞台に立ち上がるのです。
そういう女性たちの訴えは、総裁選挙で言いたい放題の政治家たちより、
よほど地に足が着いた力強さと説得力を持っていると思えて仕方ありません。
自民党・公明党・民主党も現職市長の応援団となった昭島市長選、
事実上、自民党と共産党の一騎打ちとなりそうな市議再選挙、
さあ、どんな選挙になっていくのか、いえ、どんな選挙にしていくのか。
胸が高鳴るというのはこういうことですね。
後期高齢者医療制度への怒り、自民党・公明党政治への怒り、
党派の違い、立場の違いをこえてわが陣営によせられるような、そんな運動を展開したいものです。