コラム
【08.08.07】子どもだけの「小旅行」
少したくましくなったかな?
8月4日、広島に向かう新幹線に乗り込む前に、子どもたちを長野新幹線に乗せました。
私の実家で3日半を過ごし、本日、帰宅の予定。
新幹線に乗っている間だけ、子ども2人の「小旅行」。
それでも行きも帰りも「子どもだけ」は初めての経験です。
どんな顔して帰ってくるのかなと、到着ホームでちょっとわくわくしながら待つこと10分。
到着した新幹線の6号車のドアに張り付くように立つ2人が見えました。
はじけるような笑顔をみて、私もにんまり。
どんな顔をして帰ってくるか、ちょっと気がかりでした。
実は、長野に向かったのは子どもだけではありませんでした。
2月生まれの子犬をキャリーバッグにいれて、文字通り「抱えて」行ったのです。
私の母への半分押し付けの「プレゼント」。
犬を飼いたいは本当は子どもたち。
「飼いたい」「自分たちで面倒見るから」
「家だとひとりぼっちの時間が長くてかわいそうだよ」
「自分のことがちゃんとできないと、犬の世話はできないよ」
等々の親子討論が何度も繰り返されているのです。
犬と別れて東京に戻るのは不本意だろうな、とわかってはいるのですが・・・。
だからでしょう、笑顔をみた瞬間、「犬に勝った!」とチラっと思ってしまいました。
もちろん、帰宅の道々、犬(ロッキー)の話はたっぷり聞かされました。
「音が怖いんだよ。普段はぜんぜんほえないのに、知らない音がするとそっちに向かってほえながら走っていくの」
「あ〜あ、かわいかったな。連れて帰りたいな」
「ロッキーが太ももを枕にしてねちゃったんだよ」
家に帰ってからも、たびたび溜め息をつかれてしまいました。
犬と一緒に暮らせば、きっと学ぶこともいっぱいあるでしょう。
命あるものを飼うのは、ほしいだけではだめで、面倒なことがあることもわかるでしょう。
ただ「かわいい」だけでないことも。
さて、これからどうなるか。
我が家のライフスタイルではなかなか難しいのが現状ですが、変化が起こるかどうか。
来週は、私と一緒にもう一度、小諸に行くことになっている子どもたち。
カレンダーに書き込まれた予定は・・・「ロッキー(小諸)」でした。