日本共産党 田村智子
コラム

【08.06.13】国会空転の悔しさ

廃止法案はどうなるの?

今日から国会は空転状態のまま、会期末になりそうな様相です。
参議院での福田内閣への問責決議の可決(11日)、
衆議院での内閣信任案の可決(12日)、
なぜ、このタイミングでこういう動きになってしまうのか。

昨日、衆議院の動きを伝えるニュースの画面に文字が映りました。
「予定されていた党首討論は中止」
党首討論で福田首相と議論できるのは民主党だけなのです。
しかもテレビ放映が約束されていて、国民の前で内閣の責任を問う絶好の機会ではないですか!!!

後期高齢者医療制度を廃止する法案、これから衆院で議論するのではなかったのでしょうか。
私たちも1週間、大いに世論に訴え、衆議院議員に攻勢をかけて追いつめる絶好の機会だったのです。

日本共産党は他の野党が出席しなくても、私たちは審議に応じる用意があると表明したとの報道。
徹夜で審議準備にもあたっていたそうです。

国民の世論を信用しない、国民の運動が国会を追いつめることを考えない、
そんな戦法を民主党がとっているように思えてなります。

それならば、対決できる野党をのばすしかない、と、
声を大にしてアピールしましょう!!