日本共産党 田村智子
コラム

【08.06.07】1歳前後の赤ちゃんも参加

保育士さんたちと政治を語るつどい

お庭のすてきなある市議さんの家。
「こんな小さな集まりに田村さんが来てくれるなんて」と、恐縮気味に歓迎してくださいました。

若い保育士さん数人、児童養護施設で働く方が数人。
みんなでテーブル囲み、手作りケーキを手にしての「集い」です。
少人数もOK。じっくり世の中のことを考え、語り合える機会は、予定さえあえばいくらでもやりたい、というのが正直なところ。

赤ちゃん連れで天気の悪いなかを参加してくれた保育士さんたち。
ぽちゃぽちゃの腕やほっぺ、思わず指を近づけたくなります。
保育にゆとりがなくなり、「安上がり保育」の事件(食費を一日一人36円にした保育所まであったのです)が相次ぐ、一体なぜこんなことに。
保育を入り口に政治のことをお話しました。

初めて日本共産党の話を聞く方もいらして、
「保育所をふやしたり、養護施設の人員をふやすだけのお金はあるんだ!」と、感嘆の声まであげもらいました。
大企業減税の実態、イギリスなどと日本の違い…。
目を丸くして聞いていただき、私も話がいがありました。

子どもを産み、保育の現場に復帰しているけれど、帰りが9時、10時が当たり前になっていて、これではいつまで続けられるか、という深刻な現状も率直に語られました。
政治とともに、一つひとつの職場で、ゆとりある働き方をどうすれば、真剣に考えなければと解決の道はみえてきません。

同時に、一つの職場のなかで考えているだけでは暗くなる解決の道がみえてこないこともあるんだと思いました。

大きく考える、同時に現場に即して考える。
なかなか大きな仕事ですね。

話はつきない「つどい」でしたが、赤ちゃんたちはあくびを始めてもう限界。
ケーキもきれいになくなり、今日はお開き。
こんな「つどい」を、各地でやってみたいと思っています。「うちにも来て!」のコールをお待ちしています!(ケーキはなくてもいいですよ)