コラム
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【08.03.13】重税反対!の声を蒲田の町に響かせて
全国600ヶ所での集会です!
確定申告のしめきり間近。毎年、この季節、自営業者のみなさんを中心に重税反対集会に参加しています。
今年は、大田区蒲田の集会へ。
この集会、全国でほぼ同時におそらく税務署の数だけ開かれているしょう。
集会、税務署までのデモ行進、そのまま集団で確定申告へ、という行動。
初参加の年、デモ行進がそのまま税務署の中へ入っていく、という光景に驚きました。
納税は自主申告が原則、税務署の干渉・介入を許さない、という意思表示です。
集会では、怒りがおさまらない、怒りがほとばしる発言が相次ぎました。
中小零細の業者が、次々と商売をやめざるをえない、これで「景気回復」となぜ開き直るのか。
足立区で凄惨な一家無理心中の事件がありました。
これをとりあげて「他人事とは思えない」と、涙をにじませて発言した方も。
営業がにっちもさっちもいかなくなり、絶望しての一家心中。
毎月100万円近い赤字をかかえて、金策に走るわが身に重ねてしまうというのです。
赤字業者は「努力が足りない」などと言えるのか。
税金や保険料を納めるために、消費者も業者も、貯金をとりくずす事態をつくりだしたのは誰なのか。
「重税反対」の言葉が、こんなに胸に迫る時はなかったのではと思います。
新銀行東京への追加出資にも怒りが集中していました。
はじめに出資した1000億円、追加しようという400億円――このままでは、血税が泡となって消えてしまう!
それだけの予算があれば、直接中小業者を支援することがどれだけできるか。
原油や原材料費の高騰への保障、低金利の直接の貸し出し、
建築確認の遅れで窮地におちいっている建築業者への保障、
シャッター街となっている商店街の復興支援などなど。
私も考えるほどに怒りがわいてきました。
花粉症をかかえながらも、ここはデモ行進にも参加しよう!
先頭で横断幕をもって歩かせてもらいました。
この行動のおもしろさは、集会よりデモの参加者が多く、デモも終結地点が一番人が多くなるところ。
税務署前にも人が集団申告の集まっていて、拍手で行進をむかえてくれました。
業者のみなさんにとっては納税で苦しい思いをする確定申告。
その苦しみは、一人だけのものではありません。
苦しいからこそ手をつなぎましょう。
どうか商売をやめないで、がんばって続けてほしい…。
集会から始まった一日は、夜の「党を語るつどい」(今回は建築家のみなさんの「つどい」でした)で終了。
子どもが布団に入ってから帰宅したので、久しぶりに「ニュース23」を見ていたら、
狛江市の矢野市長が登場。
道路特定財源の問題で、とてもいい内容で気持ちよく布団に入ることができました。