日本共産党 田村智子
コラム

【08.03.03】親子ドッチボールに参加しました

年度末は学校行事が山盛り

今年度最後の保護者会。
娘の学年(2年生)は「親子ドッチボール大会」もあわせて企画。
私も休日を重ねることができたので、「行くからね!」と宣言して、娘を送り出しました。

ドッチボールは子どもの頃から苦手でした。
怖い、痛い、できれば外野にまわっていたい、というタイプ。
それでも、数少ない親子行事、「ここは行かねば」の心境です。

体育館に集合すると、珍しくお父さんの姿も。
参加人数もいつもの保護者会よりも多いのがわかります。
スポーツウェア、シューズというお母さんもいました。
体育が得意なんだろうな、こういう人がいてくれると助かりますよね。

2年生とはいえ、男の子の本気のボールは「怖い」。
逃げてばかりいても、と思って、最後の方で向かってみたら、胸で受け止めたと思った瞬間、落としてしまいました・・・。
子どもの頃は、失敗するのが恥ずかしくてこんなことできなかったのに、
私も親の立場で気持ちの変化、成長(?)があるってことかしら。

ボールの取り合いになるたびにジャンケンする積極派の男の子集団。
後ろ向きに逃げてしまって、当てられ放題の女の子たち。
成長過程には、いろいろなことがあるよな、と思うことにしました。

とにかく子どもたちの歓声と笑顔は、はじけそうなほど。
それを間近で実感できたことが、一番嬉しいことです。

実は、こういう親子行事。以前はすべての学年で年1回はやっていたのです。
それが「授業時間確保が大変だから」と、できなくなっていました。
「親子で遊ぶために大切な授業時間をつぶすなんて」という理由。
それでいいのかな、とずっと思い続けてきただけに、今回の行事はほんとに嬉しいものでした。

「学力向上のプログラムをつくれ」といわれたり、
たくさんの行事を次々にこなしたり、
年度末の先生方の苦労は大変なものでしょう。

親たちも、仕事の都合、家庭の都合をつけながら、時に悪戦苦闘もする時期です。
子どものためにがんばる大人を応援できる世の中にしたいですね。