コラム
【08.02.17】子育て真っ最中のみなさんと
小金井市のすくすく後援会で懇談
楽しみにしていた企画の一つです。
小金井市では保育士さん、お父さん・お母さんたちで日本共産党の後援会をつくっていて、
その集まりで私が話をすることに。
「子育てがなんでこんなにやりにくいのか、実感こめて話して」と、大学時代の友人であり、母親としては先輩のNさんからの事前の要望。
自分が一番とりくみたい分野で話ができる――嬉しくて楽しみで、子どもと夫を家に残しての日曜日なのに、気持ちまで華やぎます。
会場には、小さな子どもさんを連れた人が何人も。
隣の部屋に保育室をつくって、気軽に参加できるよう工夫したそうです。
この地域の小選挙区予定候補の小泉たみじさんも子どもを連れて参加。
弁舌さわやか、鋭い論戦の彼の違った面をみるようで、ぐっと親しみを感じます。
子育てにいったいどれくらいお金が必要なの?という不安、
時間のゆとりがなくて、子どもと向き合うことがつらくなる、という悩み、
物理的なことから不安については、昨年の参議院選挙でも政策を掲げて打開の方向を語ってきたところ。(このHPの宣伝素材コーナーからどうぞ)
それに加えて、「漠然とした不安」という問題をとりあげてみました。
子どもの才能をのばすため、成長のため、何かをさせたほうがいいのでは、という不安に、いつもいつも駆り立てられるような思い。
英語や塾、習い事が山ほどある時代の子育ての複雑さでしょうか。
問題にしたいのは、学校教育に「競争」をどんどん持込んでくる政治のあり方です。
九九をやったら引き算のくり下がりを忘れてしまった娘の姿、
地図の緯度・経度に「どうしてこういう線を引くのかがわからない」と泣き泣き宿題をやっていた息子の姿、
身近な経験から、子どものつまずきや間違いを「困ったこと」にしたらもったいない、そこから学びの発展があるのでは?
私の子どもたちの姿に笑いがおこったり、そうそう、とうなづきがあったり。
もうすぐ退職という世代の保育士さんからは「隔世の感がある」との感想も。
学童保育の時間が短くて4月からが不安、
子どもが病気で、仕事もどうしても休めない、こういうときの支援を、などなど。
みなさんとの交流もできて、とてもよい時間をすごせました。
こういうとりくみを各地でやりたい、続けたい。
子どもに関わる人たちが、遠慮することなく不安や悩みを語れる場をつくりたい。
それが、子どもをとりまく政治や社会をよりよいものに変えていく力だと思います。
夜、友人のNさんから「ありがとうコール」がありました。
「漠然とした不安という話がとくによかった」「共産党の人の話を初めて聞く人もいたんだよ」等々、嬉しいお知らせ。
ますます、「もっとこういう企画をやりた〜い」という気持ちになっているところです。
余話
我が家の台所に菜の花畑が登場。
先週いただいた食用の菜の花、水につけていたらつぼみがでてしまって、それではと花を咲かせてしまいました。