日本共産党 田村智子
コラム

【07.06.21】娘の誕生日とヤゴの羽化

娘の誕生日とヤゴの羽化

夏の日差しのなか、台東区を街頭宣伝の一日でした。
夕立がありそうななか、都営住宅の前では演説では、目の前のベランダに干された布団や洗濯物がどうしても気になります。

とうとう演説の途中で、
「話の途中ですが、雨がポツポツしてきました。お家にいらっしゃる方、布団など取り込んだほうがいいかと思います」
マイクでやってしまいました。
こういうのをおせっかいというのかな、私もすっかりおばさんだなと思う瞬間です。

この演説を終えて、応援にきてくださったみなさんと握手。
離れたところにぽつんと座っていた男性のところにも言ってみると、涙をうかべておられました。
手を差し出すと、はずかしそうに手を出してくださいました。
くらしの大変さが伝わってくる瞬間です。

台東区は自宅に比較的近いため、今日は、子どもたちが寝る前に家に帰れました。
「誕生日だからね。いっしょにケーキ食べるんだよ」
娘に何度も言い聞かされて迎えた日でしたから。

この日、もう一つ、嬉しい出来事が。
昨晩遅く、飼っているヤゴが一度に3匹羽化しかかっているのを発見。
朝、子どもといっしょに空に生まれたてのギンヤンマを放すことができたのです!
羽化の様子を見たのははじめて(子どもは寝てしまいましたが)。
なんだか、とても嬉しい一日でした。