日本共産党 田村智子
コラム

【07.05.09】西日を受けながら国会前の座り込み

西日を受けながら国会前の座り込み

国会が緊迫している、私もかけつけたいと思う日が続いていました。
昼過ぎ、財務省への要請が予定されていたので、「よし、国会へ行こう」と駆けつけました。

参議院前に長い座り込みの列。
憲法を変える手続き法案(国民投票法案)の廃案を訴える座り込みです。
「ご苦労さま」「がんばりましょう」
声を掛け合いながらはじからはじまで歩き、あいているところに私もしばしの座り込み。

列の途中がなぜあいているのかと思ったら、後ろからさんさんと西日が。
議員会館の塀が途切れて、日陰が切れているのです。
真夏の座り込みを激励した日々を思い出します。
医療費3割負担の廃案を求める座り込み等々。

座り込んでいると、修学旅行や社会科見学の子どもたちが何組も通ります。
横断幕やのぼりをみて「あぁ9条を守れってことだ」という男の子。
バスから手を振る女の子。
私も思わず手を振りました。するとまわりの子も手を振って、ちょっとしたエールの交換の気分です。

11日にも委員会採決を狙う動きが強まっているとのこと。
世論に耳を傾けないやり方には心底怒りがわいてきます。
国会が国民の代表としての仕事をしないのなら、議員を入れ替える時です。

緊迫した一日一日、何が自分にできるのか、問いかけながら歩みましょう。