日本共産党 田村智子
コラム

【07.04.13】憲法を読もう、考えよう、語ろう! いますぐに

憲法を読もう、考えよう、語ろう! いますぐに

風邪からようやく復活しました。
朝の出勤途中にばったり会った友人から「風邪は大丈夫?」の声。
午後の街頭宣伝でも同じように声をかけてくださった方も。
このページを見てくださっているんですね。ありがとうございます。

体調は大丈夫、ですが、声はハスキーボイス。
ハイテンションになりがちなことを反省しているので、この際、落ち着いて話をすることを身に着けようと思います。

でも、気持ちはどうして高ぶってしまうのです。
とうとう強行採決までして、憲法を変えるための手続き法案(国民投票法案)が衆議院通過。
じっとしていられない、この思いをどうしたらいいのでしょう。

憲法に直接関わる法案を、国会の中だけの数の多数で押し切ってしまうとは。
国民投票の最低投票率も決めない、なぜでしょう。
国民の多数が賛同しなくても、国民に改憲案が充分に理解されなくても、改憲が可能がなってしまうのではないでしょうか。

テレビCMがほとんど野放し、というのも金と権力のある側に圧倒的に有利でしょう。
先日ビデオを見た『華氏911』を思い出してしまいます。
イラクについて誤った情報、テロの恐怖、それがイラク戦争へつきすすむ下地を作ったことはもはや周知の事実です。

あらためて憲法を読みましょう、考えましょう、語りましょう!
この憲法がすべて実現されたらどんな日本がつくられるかイメージしましょう!
そして自分の理想や、心根に照らしてみましょう。

いろんな人と語り合いたい気持ちでいっぱいです。
街頭から訴えながら、どうしたらこの思いを伝えられるか、どうしたら真剣に考えあえるかと、思いはたぎるばかりです。

あさってから区市町村議の選挙も始まります。
子どもたちは「また選挙で遅くなるの」と心配顔。
その子どもたちに、「あの時のたたかいは…」と語れる日々をつくりましょう。