コラム
【07.03.26】JALの客室乗務員が勝訴!
JALの客室乗務員が勝訴!
夜、ニュースを見ていて「やった!」と声をあげました。
JALの子育て中の客室乗務員の深夜勤務免除をめぐる裁判で、乗務員が勝訴したのです。
2003年、井上美代参議院議員の秘書していたとき、この問題で質問作りに関わりました。
JAL本社への党国会議員団の要請にも同行しました。
客室乗務員のみなさんの相談にのって、どうしたら運動が広がるかを意見交換したことも。
育児介護休業法では、子どもが就学前の労働者は、深夜勤務の免除を申請することができます。
ところがJALは免除枠を大幅に削減し、申請をしても認められない乗務員が続出。
日勤枠でのシフトは可能なのに、自宅待機扱いとし、その分の給料も払わないという「兵糧攻め」を行ったのです。
私たちは、何度も厚生労働省に「育児介護休業法違反ではないのか」「強く指導をすべき」と交渉を繰り返しました。
ところが、「違法とまではいえない」「指導はするが、会社の勤務体系にまで口ははさめない」という態度。
なんのための法律なのかと、悔し涙がこみあげました。
私の秘書としての最後の仕事の一つでした。
あれから4年目にして、やっと当然の判断が出されたのです。
月2・3日しか勤務させず、自宅待機の日々は無給。社会保険料の自己負担分を払わせ、給料はマイナスになることも。
そのなかで闘い続けたみなさん、本当に本当によくがんばられました。
子育ても仕事も本気で応援できる政治に、私もがんばります。