コラム
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【07.03.08】佐藤真子さんとデュエット!
佐藤真子さんとデュエット!
マスコミ関係で働くみなさんでつくる党後援会。「反転の季節」という集いの名称に、会場前で「あっ、場所を間違えた?」と一瞬あせりました。
さすが言葉を仕事とするみなさん、目をひくネーミングです。
控室についたとたん、歌手の佐藤真子さんが手をふってくださいました。
「田村さん、コーラスやっていたんでしょう? いっしょに歌いましょう」
というわけで、10分間の話のあと再びステージに向かい、歌うこととなりました。
「バラはあこがれ」――佐藤さんがやさしい声でハーモニーをつけてくださって、即席のデュエットに。
ドキドキはしたものの、気持ちよく歌わせていただきました。
学生時代、みんなで歌ったことを思い出します。
音楽、歌は、どうしてこんなに心を揺るがすのでしょう。
人間の営みの深さ、豊かさを、こんな時に実感します。
この集会でも紹介したのが、先日、テレビで見たドイツの介護の現場です。
認知症のお年寄りに寄り添う介護。
会話もなりたたないお年寄りの耳元で、その人の好きな歌を口ずさむスタッフ(好きな歌を知っているなんて!)。
次第に笑顔になり、会話が一瞬でも成り立つようになるのです。
スキンシップ、心を通い合わせる歌、人としての営みが大切にされていることに衝撃を受けます。
なぜ、日本で実現できないのか!と悔しくて仕方ありません。
帰路、頭のなかで「バラはあこがれ」がリフレインしていました。
私がのぞむ社会を決してあきらめない、実現させるために力をつくす、とあらためて思います。
そして、「あなたがのぞむ社会をあきらめないで」と、心の底から呼びかけ続けていこうと思います。