日本共産党 田村智子
コラム

【07.03.01】年金生活者のみなさんに『SPA!』を紹介

年金生活者のみなさんに『SPA!』を紹介

週刊誌『SPA!』の時事漫画に私の名前が登場していることを、2月18日のこのコーナーで書きました。
若者向けの週刊誌ですが、今日は、年金者日本共産党後援会の集まりで紹介しました。

昨年末の厚生労働省前72時間の座り込みは、高齢者のみなさんの運動。
このインパクトの強い行動があってこそ、私も登場できたのです。
「ほ〜」という、嬉しい嘆息があがりました。

年金者を増税でむしりとる対象としかみていないかのような今の政治。
老後の充実した生活を敢然と毅然と求めてほしい――高齢者のみなさんへの私のエールです。

国会は予算委員会の集中審議。中継をラジオで追いました。
米軍再編問題をとりあげた笠井亮衆院議員の質問。
具体的に、世界に例のない軍備が在日米軍基地ですすめられていることをあげていく。
聞いていて「異常な事態」であることをあらためて実感します。

沖縄県での軍事演習も、日常的に県民が通行している道路にむけて銃をかまえるものです。
パラシュート降下、事故も多い訓練が住宅地のすぐそばで行われる。
これが日本の防衛にどう役立つのでしょうか。

県からも約束違反の訓練に抗議の声があがっている、それでは安倍首相はチェイニ―米副大統領との会談で、県民の声を伝え訓練のあり方に異議を一言でも唱えたか――笠井さんの追及に胸が熱くなりました。

答弁をごまかし、日米軍事同盟や米軍基地は日本の安全保障のためと繰り返す政府答弁。
戦後、アメリカ軍によって奪われた日本国民の命は多々あります。
しかし、アメリカ軍によって守られた命はあるのでしょうか。

これまでの延長線ではすまされない米軍再編。
いくらかかるかはいまだわからず、ただただ日本からお金を出す仕組みだけがつくられていく、主権国家としてこれほど恥ずかしい姿はないでしょう。
日本が好きだから、この国をよりよくしたいから、声をあげる時だと思います。