コラム
【07.02.09】公団住宅の家賃値下げを
公団住宅の家賃値下げを
板橋区高島平、公団住宅の団地が立ち並ぶ地域です。
築34年、高齢者の世帯が年々増えているなかで、住宅家賃の値上げが重くのしかかっています。
家賃の値下げや減額制度の充実などを求める交渉。
党板橋区議団と団地住民のみなさんと一緒に、都市整備機構にいきました。
「近傍同種」−−民間家賃との均衡をはかり、民間圧迫にならないように家賃改定が行われます。
しかし、何をもって「同種」というのかが問題です。
築34年のマンションがあるのでしょうか。
この間の所得税・住民税の増税は、「老齢者控除」の廃止などで、手取り収入が減っているのに「所得は増えている」とみなすものです。
家賃は所得に応じて決められていますから、収入減なのに家賃値上になっていく。
あまりにもひどい仕打ちです。
街頭宣伝などで公団住宅のそばを通ると、家賃値上に抗議するのぼりを立てているところがいくつもあります。
「安心して住み続けられる住宅を」、この当然の声にこたえる時です。