日本共産党 田村智子
コラム

【07.01.20】新しいポスターが貼られた会場で

新しいポスターが貼られた会場で

私の新しいポスターは、志位和夫委員長と一緒のポスター。
朝、杉並区での党と後援会の集会の会場にもしっかり貼られていました。

今までとはちょっと違うデザイン。写真のイメージも変わりました。
「いいポスターだね」と言っていただけるとよいのですが。

杉並区の党後援会長は画家。
冒頭のあいさつではピカソのゲルニカを掲げて、憲法への思いを熱く語られました。
ゲルニカ――死んだ子どもを抱いて号泣する女性の姿が胸に焼き付いています。
ぜひ、原画を見たいと思っています。

私のあいさつ。
昨晩見たニュースステーションの特集、「老老介護」についてふれました。
アルツハイマーを発症した奥さんを、懸命に介護する夫。
「介護疲れから殺人事件が起きていることについて」問われて、苦渋の表情で「気持ちはわかります」

なぜ高齢者が安心して暮らすことが許されないのか、この国の制度の「貧困」に胸がざわついて仕方がありません。
苦しい立場にある人によりそい、支援の手を差し出す、それが当たり前の政治ではないのでしょうか。

思わず熱くなって訴えて、冷え込む会場外に出ました。
歩くこと数分、阿佐ヶ谷駅で思わぬ光景に出会いました。
ミニチュアホースが2頭。セントバーナードほどのおおきさでしょうか。
セラピー・ホースとして保育園や介護施設を回ることもあるそうです。

優しい目、丸々としたからだ、本当に見ているだけで気持ちがあたたかくなります。
安心できる制度をつくり、さらにプラス・アルファの「癒し」や「寄り添い」ができる社会になれば、人は本当に優しく穏やかに生きていくことができるように思います。