コラム
【07.01.16】東洋大学キャンパス前で
東洋大学キャンパス前で
正午過ぎの東洋大学前、門もない開かれたキャンパスから、学生が数人ずつ姿を現しました。
門前には日本共産党の宣伝カー。昼休みの街頭演説です。
一緒にマイクを握ったのは、ボクシングの元日本ウェルタ・チャンピオンの小林秀一さん。
現役国立大学の学生で初のチャンピオンとなった方。
「やっぱり背が高いんだな」と思いながら、見上げて「よろしくお願いします」。
厳しい鍛錬が成果に結びつくことが実感できるスポーツの世界。
ところが日本の社会全体は、一生懸命働いてもその努力がむなしくなるような現実があると、小林さんの実感をこめた訴え。
政治を変える力として日本共産党への期待を熱く語っていただきました。
続いて私の出番。学生のみなさんに向けて話をするのは大好きです。
自分自身が新鮮になれます。そして、様々な可能性に満ちた青年には未来をいっぱい語りたくなるのです。
まず、学費問題。東洋大学の学費も調べてため息が出ました。
工学部は入学金をのぞいても、毎年120万円もの学費が必要。
親の収入や貯金が追いつくのでしょうか。
学費値下げの政策こそ必要、それはできる、と自信をもって訴えました。
目の前に上へと続く階段があって、階段に座って昼食をとる学生の姿も。
「3食ちゃんと食べているかな」と思ってしまいます。
憲法の問題含めて15分、話を終わって車を降りると、チラシをくばっていた一人から「戦争には行きたくないよな、って言っている学生もいましたよ」と反応を教えてもらいました。
5年後、10年後の日本をどうするか、学生の皆さん、一緒に考え歩みましょう!