日本共産党 田村智子
コラム

【07.01.14】東京土建60年の歩みに感動

東京土建60年の歩みに感動

今年は憲法施行60周年。
憲法とともに歩んできたのが東京土建一般労働組合なのですね。
記念式典は、ホテルニューオオタニの宴会場からあふれるほどの参加者でにぎわいました。

市田忠義書記局長が日本共産党を代表してあいさつ。
けがや病気への保障が何もない不安、建設国保をつくって不安の解消につとめようと力をあわせ政治を一歩一歩動かしてきた東京土建の歩みは、日本共産党の立党精神と重なり合う――壇上で聞きながら胸が熱くなりました。

さらに稼動したのは、60年の歩みを歴史的映像を交えて紹介したDVD上映でした。
70人から出発し、日雇い国保の確立を求める署名やちょうちんデモ。
オイルショックの時代には「建築材を出せ」と財界と直接交渉。

阪神淡路大震災では、ボランティアで建築職人ならでは活躍。
いまも、高齢者のお宅へボランティアで家具の転倒防止危惧をとりつける。
組合員の減少をV字回復させ最高の組合員数(12万9000人)の峰を築く。

一つひとつの努力が生半可なものではないことが伝わります。
「DVDは販売するのですか?」と上映後、役員の方に思わず聞いてしまいました。
それくらい、学ぶべき、伝えるべき内容に満ちているのです。

乾杯の後、会場をまわってあいさつしましたが、とにかく大勢の方々で3分の1もまわれたかどうか。
「熱海で会いましたよ」「汗かいてまわったでしょう」と、昨年3月の大会会場での出会いを覚えていてくださる方が大勢いらして感激!

職人さんが元気な日本をつくりましょう。
だれもが安心して住み続けられる家を、街をつくりましょう。
今日も汗をいっぱいかきながら決意を固めました。