コラム
【07.01.13】国立駅の赤い屋根が戻る日
国立駅の赤い屋根が戻る日
今日は三多摩デー。
国分寺市での新春のつどいから、国立駅前の街頭宣伝へ。
駅舎改築中の駅前は、一瞬「ここはどこの駅だったかな」と迷います。
昨年、駅前の喫茶店に入った時、三角屋根の駅舎の形のクッキーやチョコレートをみて、街のみなさんのシンボルなんだなと、実感しました。
赤い屋根の駅舎は、5年後には戻ってくるそうです。
市民のみなさんの運動に市もこたえて、JRへの要請や話し合いを繰り返し、1年越しで駅舎保存の道を開いた――こういう政治にしたいものです。
年末、新幹線で大阪に向かった時、京都駅の巨大駅ビルにやっぱりため息をついてしまいました。
何度通っても、この激変には怒りがこみあげます。
新幹線からも見えていた寺院は姿を隠し、これが京都なのかと悔しささえわいてきます。
大型商業施設最優先の再開発がなにを奪っていったのか。
「愛国心」を声高に叫ぶ政治家が、どれだけ日本の景観を壊していったか。
国立市のとりくみが、これからの街づくりに生かされるようにしなければ。