コラム
【06.12.17】20代の日々を思い出しながら
20代の日々を思い出しながら
日本民主青年同盟の東京での代表者会議で一言のあいさつ。
青年たちの発言の最中に会場に入りました。
いじめた経験、いじめられた経験をとつとつと話す高校生。
学校や職場のなかで、なぜお互いが傷つけあわなければならないのか、
つらい現実と向き合う青年たちに心からエールを送りたくなります。
この会議で青年運動を卒業する人もいるのだろうな、と思うと、私自身の青年時代も振り返る機会になりました。
核兵器廃絶の運動がダイナミックに始まった1980年代。
消費税導入、湾岸戦争、初めての自衛隊の海外派兵、小選挙区制導入…。
その時代、時代を正面から受け止めて、声をあげること行動をおこすことをやめなかった青年時代。
残念ながら、声をあげても要求が実現した機会の方が少なかったかもしれません。
でも、声をあげ続けたから、今の自分があると思っています。
まっすぐな視線を向ける後輩たちの姿に、私たちの運動が受け継がれている、がんばった意味があると実感できます。
憲法を正面から議論する時代になりました。
この時代のなかで、何を考えどう行動するか。
多くの方々と考えあい、話し合うことで、新しい時代がみえてくるでしょう。