日本共産党 田村智子
コラム

【06.11.25】国分寺市で演説会

国分寺市で演説会

「今日は子どもさんはどうしているの」
会場の控え室で、吉田万三さんに声をかけられました。
足立区で活動していたときにも、たびたび顔を合わせてきた間柄。
あたたかい思いやりを感じます。

「下の子は学童です。お兄ちゃんが迎えに行って、いっしょにおやつをつくるとはりきってました」
子どもだけの楽しみがあると思えば、気持ちも明るく仕事に迎えます。

党市議団の資料をみて国分寺市の冷たい市政に驚きました。
くらしのための予算を毎年3%以上削減する、最初に総枠を決めてしまう。どれだけの削減案をつくったかで市職員が評価される。
国の予算の組み方にも通じる、理不尽なやり方です。

学童保育も、民営化で予算削減の槍玉に。
専任職員はどうなるのか、保育環境はどうなるのか、不安もつよく、市民のなかで民営化反対の運動も広がっていることがわかります。

不安を訴える市民・国民に、「あきらめろ」としかいえない政治に未来はあるでしょうか。
――こういうよびかけをした演説に、「勇気がでました」「元気になりました」と、声をかけていただきました。
嬉しい限りです。

車の渋滞で、予定よりも遅く帰宅。
二人で作ったというチョコレートのお菓子、なかなかの出来栄えでした。
子どもの育ちのための予算まで出し惜しむ、削減する、冷たい政治を母親の一人としても許すわけにはいきません。