日本共産党 田村智子
コラム

【06.11.19】雨のなか、オオタカまつりへ

雨のなか、オオタカまつりへ

オオタカは「蒼鷹」(あおいたか)だと、初めて知りました。
成鳥になるほど背中が青光りすることからつけられた名前。
説明する鷹匠さんの左腕には、周囲に鋭い目を向けるオオタカ。思ったより小型でした。

圏央道と結ぶ都市計画道路やトラックターミナルの建設が、八王子市内で問題となっています。
建設を許せば、オオタカに象徴される豊かな里山の環境が崩される。
計画の見直しを求めて、元気に集う「オオタカまつり」に参加しました。

草笛や大正琴、バンド演奏、鷹匠さんとオオタカの登場。
ステージの周りでは、産直野菜やあたたかい食べ物などテントが並びます。
里山で集めてきた木材や木の実をつかったクラフト工作のテントも。

鮮やかな橙色のからすうり、大きな松ぼっくり、名前を知らない様々な木の実、あけびのつる等々。
クリスマスリースとトナカイ作り、私も楽しみました。
住宅地から少し奥に入ると、集めることができるとか。
これだけの木の実があれば、小さな動物や鳥たちが住み着いていることでしょう。

巨大トラックターミナルのために、里山が大きく削られる、トラックなど大型車両の行き交う道路がつくられる、どれだけの恵みや命が奪われてしまうのか!
不要不急の開発の抜本的な見直しをするときです。